枝豆が美味しい季節。

茹でたり蒸し焼きにするのが一番旨い。
僕もそう思います。

でも、たまにはお菓子にするのも良いかなと。
今回は「ずんだ餡(あん)」にしてみました。

東北のお菓子として知られる「ずんだ餅」。
その「ずんだ」です。 

枝豆で作る緑色のあんこ。
家で簡単にできる作り方でチャレンジ。

* * *

飯山満・林果樹園さんの枝豆
 
枝豆は事務所のそば、飯山満の「林果樹園」さんで購入(高根の畑より直売)。
一袋250円は安いなぁと。
スーパーだと大体400~500円。
約半額で、それに朝採り。

芝山近辺の方、宜しければ林果樹園さんへお寄りになってみてください。
住所は船橋市滝台町94-22付近(下総病院向かい/Pあり)。
販売は月・水・金・土の午前9時~売切までです。 
枝豆のほか、野菜も売っています。

...

さて、まず枝豆を茹でる。
少し柔らかめに5分ほど。
塩茹ではないので、塩は入れない。

茹で上がったらサヤから外して薄皮むき。
毎度この薄皮を剥く作業が一苦労。

薄皮むきました。

一人黙々と30分。
ご夫婦で、恋人で、お子様と。
手伝ってもらうのがベストですね。

サヤつきで250gほどあった枝豆。
薄皮を剥いたら78g。
たくさん作りたい方は2袋、3袋と用意しても良いと思います。
(そのぶん薄皮むきの作業量は増えます)

すり鉢でごりごり。

すり鉢で豆をごりごり。
押しながら潰していく。
食感を良くするため、粒がある程度残るくらいに。

フードプロセッサーでも良いみたい。
でも、すり鉢の方が手作り感は出る。
(ウチのミキサーは使うと火花と煙が出る)

最後に鍋で少し(5分位)煮る。
煮る際、砂糖と塩と水少々を加える。
焦げないようにかき混ぜつつ。

砂糖は剥いた豆の重量の3分の1の量(今回は豆78g→砂糖は26g)。
塩はひとつまみ。味が締まります。
水は好みですが、少し加えた方が餡が伸びやすいです。

甘さは砂糖の量で調整。 
上記分量以外だと甘くなさ過ぎます。

できました。

ずんだ餡、完成。
綺麗な緑色。

一袋の枝豆から、こんなちょっとしか出来ない。
希少価値高し。

白玉だんごのずんた餅
 
白玉だんごにのっけて、涼しげに。
枝豆の味が濃いので、そんなに餡をつけなくても味はしっかり。

枝豆と砂糖の甘味。
そして塩が風味のバランスをとってくれる。

素朴な味。田舎のおばあちゃんの味。
冷たい白玉に出来たての温かいあんこが美味しい。
つぶつぶした食感は手作りならでは。

白玉以外にも、焼いた(チンした)餅に絡めても美味しい。
ずんだバージョンのおはぎもイケると思う。

少々時間は掛かるけど、作るのは簡単。
畑生まれの夏のお菓子。
気が向きましたらば、お試しください。