高根公団｜居酒屋美の家（みのや） : 安藤信作の「船橋から、小さいけれどいいものを。」

最近は飲むなら、ほぼ高根公団。
歩いてすぐ帰れるのはとても楽だし
それに良いお店がたくさんある。

美の家（みのや）さんもそんな居酒屋の一つ。
お酒好きの友達に教えてもらい、
行ってみればとても素敵なお店だった。

奥様をご主人が手伝いつつ、
週末に二人で釣ってきた魚を目玉として提供。
※漁業権などのルールは守られています。

仲良し夫婦の様会話にほっこりしながら
この辺りではなかなか食べられない
房総の海の幸を楽しむことができる。

典男さん（左）と美津記さん

居酒屋美の家。
高根公団駅から徒歩2分です。

船橋のガード下、高根公団

船橋出身の美津記さんは、
居酒屋を営むのが子供の頃からの夢だったそう。

下のお子さんの高校卒業を機に
高根公団に美の家をオープン。
長年の夢を叶え、お店は6年目を迎える。

「高根公団の街にはガード下のような雰囲気があって、それが魅力で。店を開くなら“ここしかない”と思っていました」

そう美津記さんは話す。

カウンター8席に、テーブルが2つ。
一人で飲んでもよし、友達と来ても良し。

客層の幅は広く、
女性の一人客も少くないと言う。
中には日本酒大好きな方も。

酒に合う料理の数々はベーシックなものが多く
どれも良心的な価格設定。

財布を気にせず飲めるのがうれしい。

（そこは気にした方が良いかもしれない）

他にも釣れた魚を気まぐれで出しており
これも美の家さんの魅力の一つだと思う。
魚目当てに来るファンも少くないのだとか。

今週の釣りの成果は…

毎週日曜に向かう釣り場は
千葉の富津が多いのだそう。

ご家族で釣りを楽しみながら
釣果をお客さまにもおすそ分け。

季節によって取れる魚介は異なり
その時その時のお楽しみ。

釣れるときもあれば
釣れないときもある。

今回はカサゴが釣れたそうで、
煮付けにしていただくことに。
大きめのものなら刺し身もイケるそう。

カサゴの煮つけ。
注文を受けてから作ってくれる。
やや甘めの味付けが好みで
とてもおいしかった。

これはカメノテ（亀の手）という貝の仲間。
スペインでは高級食材としされるもの。
まさに珍味で、磯の香りがお酒によく合う。

時には伊勢海老も釣れるそうで
これはバター醤油焼きがお薦め。
ぜひ一度食べてみたいなあ。

日曜に釣りに行くため、
釣れた魚を狙うなら月曜の訪問がお薦め。
もちろん、月曜以外にもおいしいものはいっぱいありますよ。