再び村上春樹氏の本にハマっている。
今まで読んだことの有るもの無いもの。
片っ端から読んでいる。 

色んな作家さんの本を読んでも、結局春樹氏に戻ってくる。 
日本一の小説家だと僕は思う。


 
今読んでいるのは『ねじまき鳥クロニクル』。
古本屋で買い直した。

＊　＊　＊ 

とにかく本が読みたくて仕方がない。
欲求とも言える読書感。
そんな「読書ブーム」は生涯で４回目。
自分にとっての第４次読書ブームに当たる。

◆第１次読書ブーム（小学生）

祖父はいつも本を買ってくれた。
それは決まって船橋東武５階の旭屋書店だった。
祖父の影響で本が好きになった。
ランドセルにはいつも本を入れていた。
外で遊ぶのも好きだったが、本もよく読んだ。

◆第２次読書ブーム（22～23歳） 

新卒で入社し、地方出張が多くなった。
飛行機やバスでの移動。
一時間、二時間と時間が掛かる。
余りに手持ち無沙汰で本を開くと、楽しかった。
当時は時代小説や私小説を好んだ。
先輩に村上春樹を教えてもらったのもこの時だった。

◆第３次読書ブーム（26～27歳） 

転職して今の仕事を始めることになった。
出版業界以外のことを知らなかった自分が余りに無知に思えた。
そこで経済や経営の本（いわゆるビジネス書の類）を読み漁った。
本の中に仕事のヒントを必死で求めた。
自分の部屋には書籍の山が次々とできていった。
しかし今思えば、本の中に答えなんて一つもなかった。
（全くの無駄ではなかったのだろうけれど）

◆第４次読書ブーム（進行中）

勉強のためでも暇つぶしのためでもなく。
楽しいから、面白いから本を読む。
小学生の時のような感覚が、再び戻ってきた。
文章のリズムを聴き、自分の想像を眺める。
本は心の栄養だと思う。
仕事を終え、ビールを飲みながらの読書は幸せこの上ない。

＊　＊　＊

とは言え村上春樹氏の作品の数にも限りがある。
なので、もし好きな作家さん・オススメの本がありましたらば是非教えてください。
基本的にジャンル問わず活字全般大好きです。


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