こんにちは。
尿酸値が高めの安藤です。

いや。
今では尿酸値が高めだった安藤になりました。

この記事では、私が実践した尿酸値を下げる生活習慣をご紹介します。
薬を毎日飲むほどヤバかった人間の体験記なので、ネットの情報を集めただけの記事よりは信用できるのではないかと思います。

尿酸値が高い方や、そのようなご家族がいる方へ向けて書きます。
個人差がある点はご了承ください。

消化器内科のM先生と相談しながら行った方法なので、自己流ではありません。
尿酸値を下げるのに必要なのは、基本的な生活習慣の見直しです。


先に結論を書きます。
見直す必要のある生活習慣は次の3つです。

  1. 飲酒
  2. 食事
  3. 運動

1〜3まで、それぞれ後ほど詳しく書きます。
「もうわかったよ」という方はここまででOKです。



侮れない! 尿酸値が高いとどうなるか


よく知られているところでは、痛風になります。
身近でかかる人も多い病気です。
私の父も30代で発症していました。

痛風、めちゃくちゃ痛いらしいです。
写真撮影の仕事なんてできたもんじゃありません。
発症したら仕事にならない……。

さらに、「3大痛い病気」とされる尿路結石。
ひいては人工透析と、全く笑えない事態に繋がります。

尿酸値が高い方は危機感を持ったほうが良さそうです。
私も治療途中でその怖さに気づきました。



私のデータ|尿酸値MAX【10.7】


覚えている限り、尿酸値が10.7まで上がりました。
ちなみに尿酸値を下げる薬を飲んでいてこの数値です。

尿酸値が高い

10.7の時の記録が残っておらず、10.0のものを載せます。
痩せているのに、中性脂肪も高めでした。


でも、今は正常値です。
先月の検査結果がこちらです⬇

尿酸値が下がった

5.2!5.2です。
ここ1年ほど、適正値で落ち着いています。
薬も飲まなくてよくなりました(担当医の判断)。

やっと薬から逃れられてほっとしています。
面倒な以上に、毎日薬を飲むと病人のようで気が滅入りますね。



尿酸値を下げる生活習慣① 飲酒を減らす


これが一番大事です。
お酒を減らす、できればやめる。

尿酸値が高い時点で飲み過ぎの可能性があります。
肝臓や膵臓の病気も起こり得ます。

よく「プリン体0」を謳っているお酒があります。
プリン体ゼロ=安心か。
僕は違うと思います。

比較的マシなだけで、リスクはあります。
断酒(卒酒)のメリットでも書いた通り、アルコールの摂取は身体にとって負担です。

飲むなと言いたいわけではありません。
「ほんと、気を付けてくださいね」という感じです。

私は酒量が多かったので、卒酒したら色々な数値が改善しました。
尿酸値もその1つです。



尿酸値を下げる生活習慣② 食事はバランスよく


これまたプリン体の多少が言われます。
魚卵はだめ、レバーは危ない……
ネットにも色々な情報があります。

僕が実践したのは、入院した際にいただいた栄養士さんのアドバイスです。

・脂っこいものをとりすぎない
・ちゃんと白米(主食)をとる

揚げ物や脂の多い肉はなるべく避けるようにしました。
魚卵は元々あまり好きではありません。

炭水化物でエネルギーを摂取し、お腹を満たすことも大事です。
ご飯を食べないと、おかずの量が増えます。
必然的に脂質や塩分、プリン体も多くなります。

悪者にされがちな炭水化物ですが、やっぱり大事なんですね。
小学生のときに習った「赤・黃・緑」の食べ物の意味がよくわかりました。
昔から主食とされるものには意味があることも。



尿酸値を下げる生活習慣③ 運動を続ける


運動が一番難しいかもしれません。
時間がない、暑い、寒い、めんどくさい。
いろいろな理由で続きません。

大事なのは続けることです。
生活習慣とは継続です。

1日10分でも、無理なく続く方法が良いです。
身体に少し負荷があればなお良し。

事務が大変なら夜20分歩く、とか。
妹は家で動画を観ながらバイクをこいでいます。

ちなみに私は朝1時間走っています。
高校生の時から25年続く習慣です。
(大学生の時はお休み)

ただ、運動していても尿酸値は上がります。
まずは飲酒と食事を見直す。
その上で可能なら運動も取り入れる。

これが私の実践した方法です。
きっと毎朝のランニングも、いい結果につながっていると思います。

* * *

40歳になるあたりから、体の不調が出やすくなりました。
特に自身は、代わりのきかない個人事業。
人一倍、体調管理に気を付けます。


尿酸値が高めの方へ。
ここに書いてある内容は、既にお医者様も言っているであろうことです。

私から言えるのは、やれば結果が出ることです。
痛風が出る前に、透析になる前に……
ぜひ生活習慣をもう一度見つめ直してみてください。

自分も上記①〜③を続けます。
そうです。大事なのは何でも続けることです。
家族のため、仕事のため、元気な老後のために頑張りましょう。

(おわり)