最近、動物がかわいくて仕方がない。

柴犬を見ては顔わほころばせ、
野良猫を見付けては追いかけている。

昔は興味がなかった猫も
このところは、ただただ愛らしい。

猫はいつだって、景色の一部になる。
そこは常に、「猫のいる風景」になる。
不思議な魅力を持った動物だと思う。


さてさて。
こんな記事タイトルを付けてみたけど、
僕も実際のところは分からない。

世界のねこ歩き」で有名な動物写真家、
岩合光昭さんの写真を見て考えた。

「ねこをかわいく撮るコツ」

氏の写真をじっくり見つつ、
ポイントを3つに絞ってみた。

しまこ20160904-3

1.目線は猫に合わせるか、それ以下


どんな動物にせよ、子どもにせよ。
大人から見れば被写体の位置は低くなる。

これをそのまま撮ろうとすると
どうしても「上から目線」の写真になる。
まあ、見たままではある。

目線を合わせるというのは
人や生き物と接するときの基本だ。

上から見られては、誰しも良い気持ちはしない。
それは如実に写真に表れると思う。

悲しいかな、カメラにおける大人って
デフォルトが上から目線(だいたい)。

岩合さんは、猫と同じ目線というより
猫よりも低い(下から)目線で撮ることが少なくない。

ニャンスタグラム

たまには、しゃがんで撮ってみよう。
猫の目線で撮ってみよう。
はいつくばっても良いかもしれない。

2.タイミング


良い表情は、一瞬だ。
動物しかり、人間しかり、自然しかり。

なりゆきで撮らない。
時に待つことも大事。

自分のイメージに、
被写体のタイミングをそろえる。

自分のペースではなく、
相手のペースに合わせること。

しまこ20160904-2

とはいえ、難しい。

3.愛と優しさ


被写体との距離とは。
焦点距離ではなく心の距離だと思う。

心の距離が変われば
撮れる写真も変わってくる。

常に心がけ、課題にしていること。
猫においても同じではなかろうか。

岩合さんの撮影風景を見て驚いた。
猫が彼の頭の上に乗っていた。

猫は特に警戒心が強い生き物。
警戒心をゆるめられれば、
きっとぐっと距離が近くなるのだろうな。

心が開けば
表情も変わる。

まず相手を知り、
愛と優しさを持って接することだと思う。
こわい人に写真なんて撮ってほしくない。

焦点距離も大事だけど、
心の距離も大切なのだな。

しまこ20160904-5

愛がないとこうなります...

* * *

なーんて勢いでいろいろ書いてみたけど、
たくさん撮るしかないんだなあ。

またネコ撮りさんぽに出かけようかな。
愛を持ってねこに接しよう。

しまこ20160904-4

以上、モデルは実家の縞子(しまこ)でした。




 
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