おもしろそうだと思っていた場所があり、
訪ねてみることにした。
千葉市中央区の「まる空間」さん。
JR千葉駅から歩いて8分ほどのところ。
いわゆるシェアスペースなのだけど、
あちこちで話題になっていたのが気になった。
今やシェアスペースは珍しくはない。
けれど、まる空間には特徴があると感じた。
大きくそれは以下の3点。
・キッチンおよび備品を完備
・人通りのある路面店である
・極めて低料金で借りられる
「飲食店をやってみたい」
そのように考える方がテスト的に使うには最適な場所。
週1、月1で借りられるから、自分のペースでできる。
例えば僕がカフェをやってみたいとして、
備品が完璧にそろっている場所を
3~4時間程度2,000円で借りられたら助かる。
用途は飲食店だけに限らない。
なんでもいい。
写真展をやりたいとすれば、
それはそれで単発で借りることもできる。
路面店だから、
道行く人がぷらっと入ってくることもある。
オープンであるがゆえに、偶然の出会いが期待できるのが魅力。
シェアスペースはビルの上階にあることも多く、
「うちわ」「知り合い」以外の人との接点が不足しがち。
たまたま入ってくる、ということがどうしても少なくなってしまうのである。
ここ作り、始めたのは質屋さん。
自宅の車庫を自身で改装し、まる空間を作った。
「いろいろな技術、経験を持っていながら、眠らせている人がたくさんいます。主婦にもそういう方、多いですよね。店を持ち、販売ができる空間があれば、その貴重な財産を生かせるんです。お金をもらって何かをするって、社会とつながることなんです。喜びであり、張り合いです。自分を認めてもらえることです。それができる場所を作りたいと思ったんです」
と、西沢さん。
このような空間づくりが西沢さん自身のやりたいことであり、
その場が誰かの小さな夢をかなえる場所になり、
結果として街がにぎわう一つの要因になる。
素敵な循環だな。
しみじみと感じた。
ああ、また字ばっかだ。
写真で紹介していきます。
繁華街の大通りから一本入った裏路地。
のぼりは日により、カフェだったり蕎麦屋だったり。
ハンドアロマのときもある。
店内はあまり飾らない感じ。
その時その時で飾りつけをしたり、
机を動かしたりできる自由な設計。
ちなみに家具はオーナーの手作り。
キッチンは広さたっぷり
コンロも水道もいっぱいある。
食器もそろい、20人程度に対応するには必要十分。
たまたま知人がここでワインの会をやるとのことで、
チャンスと思って参加してみた。
飲食はもちろん、
こんなパーティやセミナーに使うことも可。
「千葉のうまいもの」として用意された夕飯。
おいしかったなあ。
飾りつけも秋でした。
まる空間がオープンした2016年7月。
同時にここで蕎麦屋を始めた方がいる。
そば屋の元さん。
もともと自分の蕎麦屋を持っていたが、
事情があって店を閉じた方。
まる空間と出会い、再び自分の店を持つことに。
今は週2回、元さんのそば屋を開いている。
手打ちのそばの素晴らしさを伝えたいと、
一日数十食限定で頑張っている。
今の時期なら、全国から仕入れた新そば。
北海道から季節とともに順に仕入れ、
そのとき一番うまいものを提供していると言う。
おいしいなあ。
蕎麦について語る元さんは、
とても生き生きしていた。
食べながら、常連らしき人も多く見られた。
昼時だからか近くの会社員が多い。
たまたま入ってみて、おいしかったのだろう。
これも路面店ならではの接点だと言える。
僕が料理や食に興味が大いにあるから、
ちょっとひいき目に書いてしまったかもしれない。
でも-
「これをやってみたかった」
特に「飲食店に興味があった」
という人には魅力的なのではないかと思った。
自分のお店を出す前のテスト的にも使える。
大人数の持ち寄りパーティで、
しっかり料理をしたい時も良い。
(家の掃除で慌てなくていいし)
小さな夢を応援するシェアスペース
「やってみたい」を気軽に実現できる場所。
オーナーさんはとっても明るく気さくな女性。
気軽に相談してみてください。
■住所 千葉市中央区富士見2-12-4
■電話 043-222-4388(平日10:00~19:00)
■レンタル時間 6:00 ~ 22:00(うち3~4時間で1枠・続けて借りることも可)
■webサイト http://r.goope.jp/marukuukan/top
■アクセス JR千葉駅より徒歩8分
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訪ねてみることにした。
千葉市中央区の「まる空間」さん。
JR千葉駅から歩いて8分ほどのところ。
いわゆるシェアスペースなのだけど、
あちこちで話題になっていたのが気になった。
今やシェアスペースは珍しくはない。
けれど、まる空間には特徴があると感じた。
大きくそれは以下の3点。
・キッチンおよび備品を完備
・人通りのある路面店である
・極めて低料金で借りられる
「飲食店をやってみたい」
そのように考える方がテスト的に使うには最適な場所。
週1、月1で借りられるから、自分のペースでできる。
例えば僕がカフェをやってみたいとして、
備品が完璧にそろっている場所を
3~4時間程度2,000円で借りられたら助かる。
用途は飲食店だけに限らない。
なんでもいい。
写真展をやりたいとすれば、
それはそれで単発で借りることもできる。
路面店だから、
道行く人がぷらっと入ってくることもある。
オープンであるがゆえに、偶然の出会いが期待できるのが魅力。
シェアスペースはビルの上階にあることも多く、
「うちわ」「知り合い」以外の人との接点が不足しがち。
たまたま入ってくる、ということがどうしても少なくなってしまうのである。
まる空間を始めた方の話
ここ作り、始めたのは質屋さん。
自宅の車庫を自身で改装し、まる空間を作った。
「いろいろな技術、経験を持っていながら、眠らせている人がたくさんいます。主婦にもそういう方、多いですよね。店を持ち、販売ができる空間があれば、その貴重な財産を生かせるんです。お金をもらって何かをするって、社会とつながることなんです。喜びであり、張り合いです。自分を認めてもらえることです。それができる場所を作りたいと思ったんです」
と、西沢さん。
このような空間づくりが西沢さん自身のやりたいことであり、
その場が誰かの小さな夢をかなえる場所になり、
結果として街がにぎわう一つの要因になる。
素敵な循環だな。
しみじみと感じた。
まる空間はこんな場所
ああ、また字ばっかだ。
写真で紹介していきます。
繁華街の大通りから一本入った裏路地。
のぼりは日により、カフェだったり蕎麦屋だったり。
ハンドアロマのときもある。
店内はあまり飾らない感じ。
その時その時で飾りつけをしたり、
机を動かしたりできる自由な設計。
ちなみに家具はオーナーの手作り。
キッチンは広さたっぷり
コンロも水道もいっぱいある。
食器もそろい、20人程度に対応するには必要十分。
利用例①:ワインの会に参加してみた
たまたま知人がここでワインの会をやるとのことで、
チャンスと思って参加してみた。
飲食はもちろん、
こんなパーティやセミナーに使うことも可。
「千葉のうまいもの」として用意された夕飯。
おいしかったなあ。
飾りつけも秋でした。
利用例②:手打ちの良さを伝える蕎麦屋さん
まる空間がオープンした2016年7月。
同時にここで蕎麦屋を始めた方がいる。
そば屋の元さん。
もともと自分の蕎麦屋を持っていたが、
事情があって店を閉じた方。
まる空間と出会い、再び自分の店を持つことに。
今は週2回、元さんのそば屋を開いている。
手打ちのそばの素晴らしさを伝えたいと、
一日数十食限定で頑張っている。
今の時期なら、全国から仕入れた新そば。
北海道から季節とともに順に仕入れ、
そのとき一番うまいものを提供していると言う。
おいしいなあ。
蕎麦について語る元さんは、
とても生き生きしていた。
食べながら、常連らしき人も多く見られた。
昼時だからか近くの会社員が多い。
たまたま入ってみて、おいしかったのだろう。
これも路面店ならではの接点だと言える。
まとめ
僕が料理や食に興味が大いにあるから、
ちょっとひいき目に書いてしまったかもしれない。
でも-
「これをやってみたかった」
特に「飲食店に興味があった」
という人には魅力的なのではないかと思った。
自分のお店を出す前のテスト的にも使える。
大人数の持ち寄りパーティで、
しっかり料理をしたい時も良い。
(家の掃除で慌てなくていいし)
小さな夢を応援するシェアスペース
「やってみたい」を気軽に実現できる場所。
オーナーさんはとっても明るく気さくな女性。
気軽に相談してみてください。
キッチン付きレンタルスペース「まる空間」 by 丸国質店
■住所 千葉市中央区富士見2-12-4
■電話 043-222-4388(平日10:00~19:00)
■レンタル時間 6:00 ~ 22:00(うち3~4時間で1枠・続けて借りることも可)
■webサイト http://r.goope.jp/marukuukan/top
■アクセス JR千葉駅より徒歩8分
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