先の5月に続いて2回目。
ひとりフルマラソンを決行しました。

一周1.1kmの公園を38周と400m。
ひたすら一人でグルグル走るチャレンジ。

会場はもちろん。
いつもの夏見台・長津川の遊水池。

公園は普段と変わらない景色。
同じ人が歩いていて、同じ犬が遊んでいる。
まさかここでフルマラソンを走っている人がいるなんて、誰も思わないだろう。

前回の経験で、距離感は大体掴めている。
今回はきちっとペースを決めて走った。

1kmを4分35秒。
このスピードをきっかり守る。

朝ごはんは納豆ごはん1杯。
お茶碗1杯のご飯で、フルマラソンは走れる。
お米の力は偉大なのだ。

しっかり準備体操をして。
夜明けとともにスタート。

半分くらいまでは余裕がある。
お、今回はラクに走り切れるんじゃないか。

しかし流石にフルマラソンである。
25周(27.5km)を過ぎた辺りで、体がおかしい。

膝は痛み、太ももの裏がビーンと張る。
息は上がっていないに、肺が苦しい。
つまり、全体的にツラい。

それでもペースは落とせない。
遅くても速くてもツラいのは同じ。
ならば、自分の決めたタイムを守る方が良い。

残り10kmを切ると気持ちが軽くなる。
一方で足はますます重くなる。

寒い日だった。
最後はTシャツになり、走り抜いた。
(正直、鳥肌が立ったけど何となく)

完走しました。
 
3時間13分。
前回は3時間41分だった。
タイムが伸びて良かった。

* * * 

大会ではなくても、フルマラソンを走った時の達成感は何にも代え難い。
「走り切ったぞー」と嬉しくなる。

ただ、体へのダメージは甚大である。
完走直後は歩くのがやっとで、痛くてとても走ることなんて出来ない。

そもそも42.195kmは人間の基本的な体力の限界を超えている。
楽しんで走るならハーフマラソンくらいが良い。
それでもフルを走る市民ランナーが多いのは、限界を超えた「チャレンジ」を求める人が多いからだろう。
フルマラソンでしか得られないものがあると思う。

まあとにかく全身もれなく痛い。
3日経った今も、膝が痛みジョギングも出来ない。

もうやりたくない...
でもまたやりたい...

自分は走るのが好きなんだろうな。
とりあえず今はシップ星人(湿布だらけです)。