第2回 Green Drinks(グリーンドリンクス)船橋に参加してきました。
まずグリーンドリンクスって何?
ということについて。
「ちょっと気になるあんなこと」
「もっと知りたいあのテーマ」
専門家の話を聞きつつ
皆で意見を交換し合いながら
そのテーマについて自分なりの軸(立ち位置)を見つけようというもの。
どちらか、どれか一つではなく、色々な考え方を認められる-
そんな「ニュートラルな大人」を地域に増やすことが、企画の目的だそう。
第1回のテーマは「集団的自衛権」。
今回のテーマは「有機野菜」。
ぼやーっとイメージはできるけれど、ハッキリは分からない。
そう言ったトピックについて楽しく学び、考え、疑問や意見をシェアできる会です。
いわゆる「勉強会」のような堅いものではなく。
ワイワイあれこれ話しながら参加できます。
お撮りした写真を載せながら、僕も自分なりに感じたことを書いてみます。

* * *

会場は船橋アリーナ近くの千歳台会館。
昔ながらの集会場、と言った趣き。
「食」と言う誰にとっても身近なテーマだからか、30名以上の方が集まっていました。

子供連れの方も多かったです。

企画・運営スタッフであり、本日のナビゲーターのリハルさん。
スタッフさんのほとんどが女性なのも特徴。

有機野菜の話。
まずは無農薬、化学肥料を使わない農業に取り組んでおられる山田農場の山田さんから。
山田さんは化学肥料を否定されていなかった。
ご自身が有機農業にこだわるのは、「肥料も地域で自給することが大事」だと考えているから。
石油(=輸入品)から作られる化学肥料ではなく、地域の中でまかなえること。

肥料が野菜のカラダになっていく仕組み。
化学的に作られた有機肥料は化学肥料より効く(と思う)、とも。

もう一人のプレゼンター、喜屋武(きやたけ)さん。
有機野菜の宅配業を20年営んでおられる。
たくさんの農家さんを回って吸収してきたお話は興味深かった。
虫の話、戦前から今に至るまでの農業のトレンドの変遷など。

真剣に聴く参加者の皆さん。

子どもたちは遊びながら。

有機野菜ってどうなの?
子どもたちにとって何が安全なの?
話を聴くだけでなく、思ったことを共有しながら。

色んなスタンスの人がいて、色んな意見が出る。

楽しそうだけど、皆さん一生懸命に考えていた。
有機野菜ってなんだろう?
体にいいもの、悪いものってなんだろう?

お二人のプレゼンターの対談。

そして質問コーナー。
誰かに訊きたかったけど今まで訊けなかったことを訊くチャンス。

* * *
前半終了後にランチタイム。
この日のお昼は高根木戸のcafe Delizo、ふみさんのカレー。

みんなで並んで順番待ち。
なんだか部活の夏合宿を思い出した。

中辛と甘口のうち、甘口をチョイス。
甘いカレーも美味しい。

ランチの様子。

山田農場の山田さん&米野さんと、畑をやっている参加者さんが話しているところ。
こうしたコミュニケーションがとれるのも良いところ。
* * *
さて今日の僕の感想。
「聞けば聞くほど何が良いのか、何が悪いのか分からなくなる。」
というのが正直なところ。
知識が増えると選択肢も増えてしまう。
そして迷ってしまう。
だけど「自分が分からないということを知ること」も大事だと思う。
そこをスタートとして、また考えれば良い。
いい機会だった。
この会はまた、「分からない」という気持ちを共有することにも意義がありそう。
分からない、知らないことは多い。
だから僕は農場に通ってみることにした。
座学やニュースだけは分からない。
やっぱり自分の目で見て、肌で感じたことが事実。
畑や田んぼで感じたこと。
また当ブログにて皆さんとシェアできればと思います。
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