富士山の頂に夕日が落ちていくのが「ダイヤモンド富士」。
それがスカイツリーならば、「ダイヤモンド・スカイツリー」で良いのだろうか。

そんな瞬間を見ることができた。
本当にたまたまで、幸運だった。

今日の記事は「アイ・リンクタウン」展望室へ行った時の番外編。 
夕陽とスカイツリーの写真です。

...

アイリンクタウン最上階の展望室にて。
日が暮れるのを待つ間、写真を撮りに来ていたオジサマと少し話をした。

限られた空間(相手と近い場所)で写真家に隣りあわせた場合、挨拶をするようにしている。
必ずとは言えないが、できるだけ。

いきなり隣に来てパシャパシャやられるのは、気持ちの良いものではない。
一言断る。それだけで全然違う。
挨拶はやはり大切だな、と。

挨拶から話が弾むこともある。
そんな話の中には貴重な情報も少なくない。

「今日はスカイツリーに向けて太陽が落ちていくんですよ」 

なんて先のオジサマが教えてくださった。
全然知らなかった。
ナイス情報、ありがとうございます。 

出かけた先で会うカメラ愛好家は、圧倒的に中高年の男性が多い。
決して期待しているわけではないが、いわゆる若い「カメラ女子」はほとんど見かけない。

雑誌『女子カメラ』
雑誌『女子カメラ』のページより拝借)

このような女性に出会うことは滅多にない。
都会で1日に3つ流れ星を見つけるよりも稀だと思う。
(そもそも表紙は芸能人だし)

もちろん、カメラが好きな女性は少なくない。
僕はそれをとても素敵なことだと思う。
女性にしか撮れない写真がある。
先の雑誌のくだりは、「カメラ女子」という言葉のイメージについて触れたかっただけだ。
(もしお気を悪くされたらごめんなさい)

...

話を戻します。
スカイツリーと夕陽。

夕日が斜めに落ちていく。
いよいよスカイツリーにかかる。

ダイヤモンドスカイツリー(市川アイリンクタウン)20151018-1

街も黄昏色に染まっていく。
いよいよだ。

ダイヤモンドスカイツリー(市川アイリンクタウン)20151018-2

スカイツリーのてっぺんに突き刺さるように落ちる夕日。
条件的に光芒(光の筋)が写らないのが惜しい。

ダイヤモンドスカイツリー(市川アイリンクタウン)20151018-3-2

これがジャスト真ん中のタイミング。
串にお団子が刺さっているみたい。
この日の東京の街はくすんでいた。

ダイヤモンドスカイツリー(市川アイリンクタウン)20151018-4
 
さらに日は落ちて-

ダイヤモンドスカイツリー(市川アイリンクタウン)20151018-5
 
さようなら、お日様。また明日。
日没前後、街が青に包まれた。
これもまた不思議な現象だと思う。

夕焼けのオレンジと、街のブルー。 
なんだか詩になりそうでもある。

ダイヤモンド・スカイツリー撮影、完。
時間の流れとして、このあと夜景の記事につながります。

10月27日(火)の夕方は船橋三番瀬のダイヤモンド富士。
今回は平日なんだけど、見られたらいいな。