今日からコロナが5類になりましたね。
WHOからも緊急事態宣言の解除が発表されました。
「みんな、普通に生活しようよ」というメッセージなのだと受け止めています。もちろん、今後も気を付けるべきこともあります。終わりではなくはじまりです。
* * *
まずは皆さん、本当にお疲れ様でした。
亡くなられた方や後遺症・影響に苦しむ方も多く、のんきなことは言えませんが、一人ひとりが気持ちをすり減らしながら過ごした3年間でした。
制限は多く、生活や仕事の変化にも対応しなければなりませんでした。
目に見えないウイルスの恐怖と、周囲の目によるプレッシャーに息苦しさ(生き苦しさ)を感じた方も少なくないと思います。
誰かが決めてくれることで、少し気が楽になる。
そう感じたとしたら、それも日本人の国民性なのかもしれません。
どう変わるにせよ、また変わらないにせよ、私たちはこれからを生きていかなければなりません。今日の日を一つの道標として、前向きに過ごしていきたいです。
* * *
と、何かの演説みたいになりました。
いつもすみません。
僕はと言えば、一つの節目として3年間を少し振り返ってみます。
フリーランスのカメラマン・広告デザイナーとして独立したのが4年前。
コロナが出たのはその2年目を迎えたばかりのときでした。
3年前のカレンダーを見返しました。
2020年4月〜6月の仕事はほぼキャンセルになっています。
これは学校関係の撮影のウエイトが大きかったためです。
学校・幼稚園の行事は一律中止になりました。
最も我慢したのは、間違いなく子どもたちです。
それでも建築写真や企業の広報写真、ほかにも大小の印刷物作りがあったので何とか乗り切れました。ただ、収入は想定の約半分です。さらに入院。きつかった……
僕の場合は撮影ジャンルが比較的広かったこと、くわえて広告制作の仕事をしていたことがリスクヘッジになりました。芸は身を助く、まさにです。
一度に仕事がなくなるフリーランスの怖さを肌身で感じ、2年目以降は工夫しながら活動をしました。
仕事が急に増えるわけではないし、もともと「営業」が得意ではありません。自分なりのやり方で受注につながることを考えました。
コロナ2年目でどの業界の方々も上手に対応していき、継続して注文いただけるケースが少しずつ増えていきました。
一番の営業活動は、丁寧に仕事をすることです。
これはコロナ関係なく、いつも心掛けています。
専門職である僕たちは「できて当たり前」だと思われます。さらに、代わりもききます。
技術があるのは大前提で、丁寧であるか・信頼できるかが選ばれるかどうかを大きく左右すると考えています。
どの写真がお客様(相手)にとって大切な一枚になるか分からない。
そういう想いで全ての写真と向き合うようにしています。
できているかは別として……
意識し続けることが大事です。
一度だけご依頼くださった方。
過去に仕事を任せてくださった方。
そしてずっと仕事を依頼してくださる方。
一つひとつの仕事のすべてがあり、今に繋がっています。
大変な時にわざわざお金を払って頼んでくださったこと。その重みを今また噛み締めています。
調子の良いときほど人は過信します。
過信は失敗の元。
感謝と謙虚さを忘れれば信用も失います。
こうして形式的には平時に戻った感のある今。
また自分は試されているのだと身が引き締まります。
「ブログを書く暇があれば仕事しろ」
とお叱りをいただくかもしれません。
ただやっぱり、この3年間も変わらずお付き合いくださった方々への感謝の気持を綴りたくなったのです。
一番は、その気持を仕事で返すことです。
今日の日に感じたこと、書いたことを忘れずに。
自分にできることを続けていきます。
昔、菖蒲園で撮った写真です。
ショウブの花言葉は「よい知らせ」だそうです。
いま調べました。でも、いいですよね。
(おわり)
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WHOからも緊急事態宣言の解除が発表されました。
「みんな、普通に生活しようよ」というメッセージなのだと受け止めています。もちろん、今後も気を付けるべきこともあります。終わりではなくはじまりです。
* * *
まずは皆さん、本当にお疲れ様でした。
亡くなられた方や後遺症・影響に苦しむ方も多く、のんきなことは言えませんが、一人ひとりが気持ちをすり減らしながら過ごした3年間でした。
制限は多く、生活や仕事の変化にも対応しなければなりませんでした。
目に見えないウイルスの恐怖と、周囲の目によるプレッシャーに息苦しさ(生き苦しさ)を感じた方も少なくないと思います。
誰かが決めてくれることで、少し気が楽になる。
そう感じたとしたら、それも日本人の国民性なのかもしれません。
どう変わるにせよ、また変わらないにせよ、私たちはこれからを生きていかなければなりません。今日の日を一つの道標として、前向きに過ごしていきたいです。
* * *
と、何かの演説みたいになりました。
いつもすみません。
僕はと言えば、一つの節目として3年間を少し振り返ってみます。
フリーランスのカメラマン・広告デザイナーとして独立したのが4年前。
コロナが出たのはその2年目を迎えたばかりのときでした。
はじめの3カ月は仕事が激減 仕事の幅が身を助けた
3年前のカレンダーを見返しました。
2020年4月〜6月の仕事はほぼキャンセルになっています。
これは学校関係の撮影のウエイトが大きかったためです。
学校・幼稚園の行事は一律中止になりました。
最も我慢したのは、間違いなく子どもたちです。
それでも建築写真や企業の広報写真、ほかにも大小の印刷物作りがあったので何とか乗り切れました。ただ、収入は想定の約半分です。さらに入院。きつかった……
僕の場合は撮影ジャンルが比較的広かったこと、くわえて広告制作の仕事をしていたことがリスクヘッジになりました。芸は身を助く、まさにです。
2年目以降は営業活動をしながら(比較的)順調に推移
一度に仕事がなくなるフリーランスの怖さを肌身で感じ、2年目以降は工夫しながら活動をしました。
仕事が急に増えるわけではないし、もともと「営業」が得意ではありません。自分なりのやり方で受注につながることを考えました。
コロナ2年目でどの業界の方々も上手に対応していき、継続して注文いただけるケースが少しずつ増えていきました。
一番の営業活動は、丁寧に仕事をすることです。
これはコロナ関係なく、いつも心掛けています。
専門職である僕たちは「できて当たり前」だと思われます。さらに、代わりもききます。
技術があるのは大前提で、丁寧であるか・信頼できるかが選ばれるかどうかを大きく左右すると考えています。
どの写真がお客様(相手)にとって大切な一枚になるか分からない。
そういう想いで全ての写真と向き合うようにしています。
できているかは別として……
意識し続けることが大事です。
過去に、今も仕事を任せてくださる方への感謝を忘れずに
一度だけご依頼くださった方。
過去に仕事を任せてくださった方。
そしてずっと仕事を依頼してくださる方。
一つひとつの仕事のすべてがあり、今に繋がっています。
大変な時にわざわざお金を払って頼んでくださったこと。その重みを今また噛み締めています。
調子の良いときほど人は過信します。
過信は失敗の元。
感謝と謙虚さを忘れれば信用も失います。
こうして形式的には平時に戻った感のある今。
また自分は試されているのだと身が引き締まります。
「ブログを書く暇があれば仕事しろ」
とお叱りをいただくかもしれません。
ただやっぱり、この3年間も変わらずお付き合いくださった方々への感謝の気持を綴りたくなったのです。
一番は、その気持を仕事で返すことです。
今日の日に感じたこと、書いたことを忘れずに。
自分にできることを続けていきます。
昔、菖蒲園で撮った写真です。
ショウブの花言葉は「よい知らせ」だそうです。
いま調べました。でも、いいですよね。
(おわり)
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