出来上がり|本場のボロネーゼ20141012

パスタの中で何が一番好きですか?

僕はトマトクリームかボロネーゼ。
どっちも甲乙付け難い。

何でも具沢山が好きで。
お店で具がちょっとしか入っていないと残念な気持ちに。
お洒落なのかもしれないけれど、どうも。
もともと具の少ないペペロンチーノなんかは自分の中では順位が低い。

と、言うわけで。
今日は久しぶりにボロネーゼ作り。
ひき肉とチーズの旨味がたっぷり詰まったガッツリ系。

いろいろレシピを探していて、気になるものを発見。
ボロネーゼ(ミートソース)の作り方
こちらのページを参考に作ります。

何でも“イタリア・ボローニャ商工会議所公認”らしく。
必要な材料が少な目なもの良い。
ではでは、さっそくスタート。

* * *

【材料(3~4人前)】


・牛ひき肉(合い挽きでも可) 300g
・タリアテッレ(フィットチーネでも同じ) 一人80g
・オリーブオイル 大さじ1
・ベーコン(ブロックが好み/スライスでも可) 60g(3~4枚)
・玉ねぎ 中1個
・ニンジン 1/2本
・ニンニク 2カケ
・鷹の爪 1つ
・セロリ 1/2本
・ホールトマト缶 1缶
・赤ワイン 1/2カップ
・ローリエ 2~3枚
・塩 小さじ1+パスタ茹でる用適量
・パルメジャーノ(パルメザン)チーズ ※できれば固形をおろす 1/4カップ+適量(仕上げ用)
・粗挽き黒こしょう 適量(仕上げ用)
・パセリみじん切り 仕上げ用/無くても可

フィットチーネ

今回使うのはDE CECCO(ディ・チェコ)のフィットチーネ。
このシリーズは美味しくて他のパスタでもよく使う。
イオンなんかでも買える。
「タリアテッレ」は「フィットチーネ」とほぼ同じで、違いは産地だけらしい。
とにかく本場イタリアでは平ぺったいパスタを使うとのこと。
 
①下ごしらえ

①下ごしらえ

(A)ベーコン
(B)玉ねぎ・ニンジン・ニンニク・鷹の爪
(C)セロリ

上記(A)~(C)をみじん切りにする。
ベーコンは大きめに。
(A)~(C)の順で入れるタイミングが異なるため、皿を分けておくと便利。

②ベーコンを炒める(中火) 

※②~⑥は全て同じフライパンで行う

②ベーコンを炒める
 
フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、中火で熱する。
切ったベーコンを入れて表面がこんがりするまで炒める。
炒めすぎるとカリッカリになってしまう(好みだが)ので注意。
いい匂い。

③玉ねぎ・ニンジン・ニンニク・鷹の爪を炒める(中火)

②に玉ねぎ、ニンジン、ニンニク、鷹の爪を加える。
中火で炒める。
目安は玉ねぎがしんなりする程度。

③野菜を加えて炒める

④ひき肉を加えて炒める(中火) 

④ひき肉を加えて炒める

さらにひき肉を加える。
今回は合い挽き+牛ひき肉。
牛ひき肉だけだと高い。
 
ひき肉を炒める時は「混ぜすぎない」のがポイント。
これは他のメニューでも同じ。
肉汁が出過ぎて旨味が減ってしまう(行正り香先生談)。
ゆっくりゆっくり混ぜる。
全体に焼き色がついたらOK。

⑤ワインを加えて煮る(中火) 

⑤ワインを入れて少し煮こむ

続いて赤ワイン1/2カップを入れる。 
フタをせずに少し煮こむ。
水気がほとんどなくなったら弱火にする。

⑥トマト缶・チーズ・セロリ・塩・ローリエを加えて1時間煮込む

⑥トマト缶・セロリ・塩・ローリエを加えて1時間にこむ

ワインの水気がほぼ無くなったら次の作業。
ホールトマト缶をつぶしながら入れる。
さらにチーズ1/4カップ、セロリ、塩こさじ1、ローリエを加えて軽くまぜる。
フタをして弱火で50分~1時間ほど煮込む。
だんだんチーズの良い香りがしてくる。

⑦一時間煮込んだソース

水気がだいたい飛んだら良し。
焦がしたりパサパサにならないようにたまに見る。
最後に黒こしょうを加え、味を見ながら好みで塩を足す。
※パスタにも塩味がつくので辛くしすぎないように

⑦パスタを茹でる 

大きめの鍋にタップリとお湯を沸かす。
塩は僕の場合、多めに2つまみくらい。 
味が弱いのもアレだが、辛すぎるのもマズイ。

パスタを茹でる
 
⑧盛り付け 

ボロネーゼはパスタとソースを混ぜて食べるレシピが多い。
でも僕は混ぜないほうが見た目には美しいと思う。
混ぜたいなら食べるときに混ぜれば良い。

パセリをみじん切りに。
仕上げ用のチーズを改めておろす。

出来上がり|本場のボロネーゼ20141012

できあがり!

平ぺったいパスタで作った、本場風のボロネーゼ。
やっぱりチーズはたっぷり目にかけた方が旨い。
料理で使ったワインと一緒に頂く。

今まで食べたボロネーゼの中で一番美味しかった。
コンソメ等、余計なものを加えない素材本来の味。
煮込みに時間はかかるものの、よろしれば一度お試しください。

ソースは二人(2皿)だと余る。
一晩寝かせて、翌日また違うパスタ―例えばペンネ―と和えて食べるのも良い。

ごちそうさまでした。