足早に秋が深まってきた。
朝起きて外に出ると、どこからか金木犀の香りが漂って来る。
さて、先週土曜は墨田区の向島百花園(むこうじまひゃっかえん)へ。
お目当ては萩(はぎ)の花。
「萩まつり」が開かれているらしい。
船橋から曳舟駅へは京成で一本。
電車に疎い自分にはとても楽。
曳舟駅を降りて十分少々歩く。
商店街を抜けて行く。
向島百花園に到着。
入口には「きびだんご」のリヤカーが出ていた。
チケットは150円。
気にならない値段なのが有難い。
中は綺麗な庭園風。
「百花園」の名の通り、様々な花が咲いている。
萩だけではなく、他にも色々な秋の草花に出会えた。
一つ一つ名前を確かめながら、ゆっくり撮り歩く。
終わりかけだけれど桔梗(ききょう)。
萩とともに秋の七草に数えられる。
ヌスビトハギ(盗人萩)。
こちらは「シモバシラ」と言うそう。
猫じゃらし、ではなく力芝(ちからしば)。
一輪だけぽつんと残っていた曼珠沙華。
(やっぱり撮る)
そして萩。
まともに眺めるのは初めて。
草かんむりに秋と書くように、古来から親しまれてきた秋の花。
萩はこんな花。
ぱっと見「藤」に似ている。
それもそのはず。
調べてみるとどちらも同じマメ科の仲間。
今年の萩は色が濃く「当たり」らしい。
表現しにくい微妙な色合いが美しい。
藤色ってこんな色なんだな。
白もあった。
萩のトンネル。
みんな写真を撮っていた。
決して広い公園ではないのだけれど、ゆっくり見て撮ってしていたら一時間が過ぎていた。
たっぷりと秋を堪能することができた。
東京の庭園も巡ってみたいスポットの一つ。
次は旧古河庭園の秋のバラ祭りを狙っている。
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