9月8日、今年の中秋の名月の日は雨だった。
残念ながら月が顔を出すことはなかった。
中秋の名月。
昔の人が決めた月見の日。
月が一年で一番見やすく綺麗な秋の夜。
(月の高度と天気の関係:詳しくはこちらに)
自然にまつわる季節行事には、今も昔も変わらない意味があると思う。
美しいものを愛でる心。
何かと理由をつけてお酒や食を楽しみたい気持ち。
人々のコミュニケーション材料としての共通認識。
* * *
さて、今年の中秋の名月。
月はないけど月見団子を作って食べることにした。
自宅で作られた方も多いと思う。
団子作りは初めて。
と言っても、こねて丸めて茹でるだけ。
白玉粉を使って簡単に。
粉に少しずつ水を入れてこねる。
ボソボソする程度の固さが良いらしい。
見た目も手触りも紙ねんどにそっくり。
水が多いとベチャっとなる。
丸めたところ。
満月っぽいと言われれば…うん。
後は茹でて水を切って完成。
皿に乗せるとつるつるして上手く重ならない。
よくある月見団子みたいに盛れない。
あー、これ「白玉」団子だ。
つるつるして当たり前だよな。
作った後で気づく。
まあ、美味しければそれでいい。
(手の陰が写り込んでしまった)
黒蜜オンリー派。
きな粉は口の中でモフモフするのがやや苦手。
固さもちょうどよくて美味しかった。
粉が余っているから、次は白玉パフェでも作ってみたい。
* * *
これで今年の中秋の名月は終了。
なのだけど、9日の次の夜が「スーパームーン」 だと情報を得る。
なんだかみんな見てる。
この日は晴れていて、ゆっくり観察できた。
畑の横で蚊に喰われながら。
綺麗に見えた。前日のリベンジ成った。
確かに普段より少しだけ大きい気がする。
しかし月をアップで撮ると毎回同じような写真になる。
超望遠のレンズがあれば違うのだろうけれど、それ以前に構図の工夫の方がずっと大事。
次の月イベントは10月8日(水)の皆既月食。
朱に染まる月を見られるといいな。
これまた楽しみ。
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