ディキシーランド・ジャズのライブを聴いたとき。
「ジャンバラヤ」という曲の演奏があった。
明るいカントリーソング。
奏者がジャンバラヤなる料理があることを教えてくださった。

へえ~、ジャンバラヤか。
頭の片隅に置いておいた。



それから数週間が経ち。
輸入食材屋で「アメリカン・ケイジャンソース」というものを見かけた。
ラベルには「ジャンバラヤ」と書いてあり、その料理の写真が載っていた。

ケイジャンソース

なるほど、これがジャンバラヤなんだ。
作ってみるかな。
ケイジャンソースを買って帰ることに。

* * *

ところで、そもそもジャンバラヤについて何も知らない。
こんな時はクックパッド先生に訊くしかない。

どうやらピリ辛のパエリア的メニュー。
スペインのパエリアがアメリカに渡り、現地風にアレンジされたらしい。
今では代表的なルイジアナ(ケイジャン)料理。
つまりアメリカのある地方の郷土料理。

材料はネットで調べた色々なレシピをミックス。
鶏もも肉、チョリソー、パプリカ、玉ねぎなど。

まず鶏肉をケイジャンソースに漬け込む。
ケイジャンソースは甘辛くて、独特のスパイスが効いた感じ。
このまま漬け焼きにしても間違いなく美味しい。 

後はパエリアと同じ要領。 
フライパン肉を焼き、具→米の順で炒め(オリーブオイルを使う)、スープを入れて炊く。 
スープはケイジャンソース・トマト缶・ケチャップ・コンソメ・ 塩。

パエリア系は失敗しやすい。
米の芯が残ったり、柔らかすぎたり。

失敗から学んできたポイントは2つ。
①炊き時間②水の量。
炊き時間は弱火にしてから30~35分(すぐ食べない場合は時間を短めに)。
水の量は「水(水分)の量=米の量」になるようにする。
米1カップに対して水分1カップ(水だけではなく他の水分量も考慮する)。
これを守れば余程のことがない限り失敗しない。 

後は炊いている間にチョリソーを焼く。
表面がこんがりしたらOK。

ジャンバラヤが炊き上がったらチョリソー、パセリ、ライムを飾って完成。

ジャンバラヤ

なんとなくアメリカン。
ライムをたっぷりかけて食べる。
これは間違いなくビール。
家にあればテキーラなんかも合いそう。 

なかなか美味しかった。
ジャンバラヤ~。