ポートレート写真とは、人をテーマとして撮影された写真のこと。 

僕は風景や自然、動物の写真を好んで撮る。
人の写真は余り撮らない。
撮ったとしてもイベントごとの時くらい。 

しかしシロウトなりに人の写真も上手に撮れるようになりたい。 
ということで身近な人にモデルをお願いし、ポートレイト撮影の練習をしてみた。

専門の機材など持っているわけでもなく。
気楽に、近所の天沼公園で。

* * * 

人の写真を撮る時、大きく2つのことに気を付けたいなと思う。
(細かい技術的なことは置いておき)

①自然な表情を切り取ること

人は自然な表情が一番いい。
笑顔、真剣な眼差し、何かを考えている様子。
カメラを意識すると、撮られ慣れている人でも多少は不自然さが生ずる。
「ハイ、チーズ」という類の写真は好きではない。

撮られることが分かっていながら、自然な表情を引き出せるのがプロの腕なのだと思う。
ましてや初対面同士(カメラマンとモデル)ならばなおさら難しいだろう。

理屈はこれくらいにして、撮ってみた。

ポートレイト①

ポートレイト③

ポートレイト②-001

②ここでこんな写真を撮りたいと決めておくこと
 
こんな場所で、こんな写真を撮りたい。
テーマをちゃんと決めて、あらかじめイメージしておくことも大事だと思う。

歩きながら思い付きで撮るのも悪くない。
しかし「こんな写真が撮りたい!」と決めておいた方が良い写真を撮れる気がする。

近所の公園で撮ってみて、もっと色々な場所で撮りたくなった。
歩道橋の上、桜の下、坂道、街灯り、あの店で… 。
イメージをたくさん作って、引き出しにしまっておきたい。



人の写真は難しい。
そもそも写真は難しい。
でも楽しい。

人撮りにせよ、物撮りにせよ。
一番の目標は「物語のある写真を撮る」こと。
ちょっと格好つけた言い方だけれども。
見た時に何か感じて、色々想像してもらえる写真が撮れたらいいなと思う。 
時間を作って練習しよう。

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練習を終えて、古民家カフェコピエさんで休憩。

コピエさんのあんみつ
 
あんみつ、美味しかった。