「安藤さん、こんど料理教室やるから来てみない?」
料理人の齊藤摩多以(またい)さんにお誘い頂いたのが先週のこと。
摩多以さんの教室なら間違いなく何か得るものがあるだろうと、一つ返事で行くことに。
秋のお魚さばき方教室もすごく楽しかった。
何を、誰と作るかも知らないまま船橋市中央公民館へ。
* * *
一番乗りで到着。
教室の主催はNGO三番瀬のラムサール条約を実現する会。
料理を通じても、地元の環境や自然に興味を持ってもらおうという趣旨なのだと思う。
「船橋のものを、船橋のひとで。」
そんな感じ。
使うのは船橋漁港に上がったホンビノスガイと西船橋の平野農園さんの野菜。
作るは全てにホンビノスガイを使った4品。

ホンビノスガイを洗うところから料理スタート。

摩多以さんのご指導のもと、一人ひとり役割分担して作業。
ご参加の方の平均年齢は60歳超え?
70代、80代の方のお姿も。
驚いたのは8割以上が男性だったこと。
「料理が好き」と仰る男性が多かったのが何だか嬉しい。

こちらは野菜班。

ロマネスコ、はじめて調理。
皆さん自由に動かれる。
のびのびフリーダムな時間。
僕は洗い物をしたり、マッシュルームを切ったり。
いつも一人で黙々と夕飯を作るから、こうして賑やかに料理できるだけで楽しい。

茶碗蒸し作り中。

摩多以さんのレクチャー。
作っているのはホンビノスガイのアヒージョ(オイル煮)。
オリーブオイルではなく米油を使って。
やいのやいの言いながらそろそろ完成。

できあがり!
親、それ以上の年代の方と話しながら食事。
「おダシが美味しいわね。」などなど。

小松菜とホンビノスガイの紹興酒炒め。

おかわりしたホンビノスガイの茶碗蒸し。

ホンビノスガイと野菜のアヒージョ、ルッコラのせ。
オリーブオイルではなく米油で作るとサッパリした風味。
だし汁の漉(こ)し方や野菜の火の通し方、旨みを引き出す火加減。
いろいろと勉強になった。
ホンビノスガイという一つの食材で、こんなにバリエーション豊かな料理ができることにも驚き。
なんでも経験。
この料理教室、次回は3/29(土)10時から浜町公民館にて。
お問い合わせは摩多以さんまで。
また、次の船橋漁港でのお魚さばき方教室は3/15(土)。
こちらも楽しいのでオススメです。
摩多以さん、お世話になりました。
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