船橋北口図書館が存続ピンチにある。
このままでは潰れてしまうということ。

この10畳に満たない小さな図書館はNPO情報ステーションによって運営されてきた。
本は全て寄贈、運営費も多くが支援金や寄付でまかなわれている。

しかし現状として運営は非常に厳しい。
繰り返しになるが、このままでは無くなってしまう。 

この状況を受け、支援プロジェクトが始まった。
沢山の人から、期間限定で支援金を募る「クラウドファンディング」という方法で。
(詳細は後述します)

* * * 

一人の利用者として、船橋北口図書館には沢山のものをもらった。
思い出もいっぱいある。

僕が船橋に戻ってきたばかりの頃。
地元に全く知り合いがいなかった僕に声をかけてくれたのはNPO副代表の木村くんだった。
読書会ができる場所を探していた自分に、彼が「ウチの図書館使ってください」と。

「地元のひと」という感覚を教えてくれたのは船橋北口図書館。
楽しかった。
読書会に始まり、(元)スタッフの石田さんと一緒に「図書館Bar」を3年間で22回開いた。
「図書館で酒を飲む」というのは新鮮だった。
落語をやったり、マリンバ演奏をしたり、アート展をしたり、福祉施設の商品を並べてみたり。
やりたいことはなんでもできた。
代表の岡さんが困るくらい好き勝手やらせて頂いた。

図書館Bar③

図書館Bar

図書館Barの様子

読書感想文教室も、手作りの講座も、やるとすればいつもココだった。
今でも毎月、小学生の作文教室を開いている。
無料で借りれて、大人も子どもも誰でも安心して来れる場所。

講座

この図書館で出会った人は数百人、大げさではなく千人に達するかもしれない。
それは図書館がなければ無かった出会いが沢山あるということだ。
僕の周りにも「一度は行ったことがある」という人は多いと思う。

こんな場所が他にあるだろうか? 

無いんだ。
少なくとも自分の中では。

そんな場所が「風前の灯」にある。
僕には多額の金銭的な支援はできないけれど、こうして書くことはできる。
だから書く。

無くなっちゃったら、それまで。
ただ思い出が残るだけ。

* * * 

【今回の支援の方法まとめ】

・支援金を募るのは「Ready For」というサイトにて。
・1,000円からご支援(ご応募)頂けます。
〆切は2014年2月28日(金)の23時。
・ご支援合計の目標額は150万円
・ご応募はクレジットカードで、目標額150万円に達成した場合のみ〆切後にクレジット決済が行われます。
・目標額に達成しなかった場合はクレジット決済が行われません(=お支払いはありません)。
・ご支援の金額により、サンクスレター、ミニ本箱、図書館の命名権などの「リターン」があります。

※若干分かりにくと思います。こちらのページの右側に詳細があります。
※「支払い」という言葉は不適切ですが、説明上使用しました。

Ready For内のこのページに支援のことが載っています。
一番下のボタンからご応募いただけます。 
厚かましいのを承知で、よろしければご覧になってみてください。