郵便局に書類を出しに行ったときのこと。

駐車場から郵便局に向かう途中。
お母さんに連れられた3歳くらいの男の子が僕を(正確には少しズレている)指さして言った。

「あ!アンパンマンだ!」 

アンパンマン

え……僕のこと?僕のこと、だろうか。
そりゃ確かに頬骨は出てるし、ほっぺたは年中日焼けで赤っぽい。
しかしアンパンマンには見えないと思うんだけど…。

「どこ?ママには見えないわよ。」 

不思議そうにお母さん。

振り返って後ろを見てみても他に誰もいない。夕焼けがあるだけだった。
あの子は何を見たんだろう。
やっぱり自分のことなのかな。

* * *

似たような場面を思い出した。

「チキンだ~」

その子が見上げていた空には丸っこい雲がぽっかり浮かんでいた。

そんな場面にいつも癒される。
同時に、子どもの想像力に驚かされる。
きっと子どもたちには、大人には見えないものが見える。 

でもやっぱり。

アンパンマンは無いと思うんだけれど(笑)

実のない話でスミマセン。
子ども、可愛いな。