色々めでたいこと続きで。 
寿司を食べに行くことになった。

僕の親戚の間では「お祝い=寿司」が定着している。
嬉しいことだ。

この日は4人で。
お義母さん、妻、そして群馬から来ていた義理の叔母さんと。
またまた最近お気に入りの船橋の寿司屋、御旦孤(おたんこ)に向かう。

* * * 

忘年会シーズンの祝日。
頬を朱く染めたオジサマと入口ですれ違いながら、テーブル席へ。

自分以外は初めての御旦孤。
この前食べて美味しかった野菜の握りをすすめてみた。 

「私はレディースセットにしようかしら。」(お義母さん)
「野菜のお寿司なんて寂しいじゃない。」(叔母さん) 
「お寿司屋さんに来たら魚が食べたいよね。」(妻) 

みんな、肉食だった。

僕がすすめた野菜の握りはあっさり却下となり。
レディースセットと上にぎりで落ち着いた様子。
自分は気になっていた別のメニューを頼んだ。
生ビールをすすりながら、寿司が来るのをワクワクしながら待つ。

刺身

レディースコースの刺身。
寿司屋の魚だけあって、さすがに旨そう。

ふぐ皮ポン酢

ビールのアテに頼んだおつまみ。
ふぐ皮ポン酢。
四国で仕事をしていたとき、愛媛でよく食べた料理。
(現地では「ふぐざく」と呼ばれていた) 
コリコリした食感がいい。

僕の注文も出てきた。

炙りの握り

炙りもの握り。
見ただけでヨダレが出る。
サーモンにマグロ…絶妙な感じで炙ってある。 
生には無いスモーキーな香りがたまらない。
高知の冷酒といっしょに。

赤貝も炙る

赤貝の炙りは初体験。
生のコリッ、ツルッとした食感とはまた違う良さ。

レモンを絞って塩で食べるのがオススメだそう。
しかし、やはり寿司は醤油で食べたい。
焼鳥はタレ、天ぷらはつゆで。
味覚が子どもなのだと思う。 

旨い…。
食べきるのが勿体なく、一つ一つよく味わって頂いた。 

そして。

穴子

どうしても食べたくて穴子を追加。
一番好きな寿司ネタ。
とてもやわらかく、口の中でホロホロとろける。
素晴らしい穴子。 
満足満足。



と、こんな感じで今年の寿司の食べ納め。
安くて旨い御旦孤さん。
来年もちょいちょい行きたい。