今。ウチの会社は大きな岐路に立っている。

親子2人だけの保険代理店がこれからどうなっていくか。
とても重要な時。

取り扱っている保険会社が来年、合併する。
(公にリリースされている情報)
それに伴い、小さな代理店の在り方がますます問われていく。

もう少し具体的に書くと。
業界全体で代理店の大型化のさらに加速している。
「小さい代理店(会社)」の存在が厳しくなっている。

小さいものが生きづらくなっている。

廃業する会社もあるだろう。
小さな会社同士の合併もさらに増える。

今の流れを何かの言い訳にしたり、悲観的に捉えようとは思わない。
時代も経済も会社の在り方も変化していく。
“業界の~”なんて言っているようでは、まずこの先は生き残れない。
足りないのは自分の行動だ。

そんな中で、ウチの会社がどうあるべきか。
どうなっていくべきか。

日々考える。

母も僕も、常に危機感を持って仕事に臨んでいる。
いつ何があっても良いように準備を整えておかねばならない。

「代理店(≒販売店)」という商売スタイル。
それは自分がサービスや商品を生み出すのではなく、「既にあるものを売る」。

商品が無くなれば売れないし、取引が無くなれば売れない。 
(以前勤めていた出版社と書店[販売店]でも同じ関係)

もちろんそれを承知でやっている。
嫌ならば自分でサービスや商品を作り出すしか無い。

三十年かけて築いてきた「自分たちにしかできない」という誇りがある。 
保険は難しいが、やりがいも大きい。

中・長期的に「こうしたい」という目標はある。
一方で目の前の数字もしっかり追いかける。
短期は長期の一歩であり、長期は短期の積み重ね。
ただ理念や目的を見失ってはならない。

常に危機感を持っている。
経営者ならば当たり前のことだと思う。 

今の会社の姿は過去の行動の結果。
そしてこれからの会社の姿は今の行動の結果。
もっと会社として成長する必要がある。
地元でできることをもっと突き詰め、戦略を組み直す。

人と同じではダメ。
今までと同じでもダメ。
他社やネットにできないことで勝負。

業界の流れにただ流されるのか。
その流れを自分たちで決められるか。
この一年、この一ヶ月、この一日が勝負。 

リスクマネジメント-001

待ったなし。

十二月。最終日まであと少し。