馬鹿できるっていいなと思う。
今回の草津旅行でしみじみ感じた。
仕事の話をするでもなし。
プライベートにつっこむでもなし。
「おなら」という一言で爆笑できる。
何を言っても、何を聴いても笑ってしまう。
笑いのトランス状態。
ただそれだけで楽しい。
見栄もタテマエもない。
遠慮もなければ容赦もない。
そんな時間。
人がいる。
飯と酒がある。
恵まれたこと。
美しい風景を眺めるのもいい。
ご当地の美味しいものを食べるのもいい。
しかしながら、結局は。
「どこへ行くか」「何を食べるか」以上に
「誰といるか」のほうがずっと、ずっと大事。
そんなことを言ってしまっては旅行の意味が無くなってしまうかな。
それでも僕はそう考えている。
馬鹿なこと言って、ひたすら笑う。
笑い疲れて眠る。
とびきりの贅沢。
いくつになっても馬鹿できるっていい。

感謝。
大切な思い出が、また増えた。
(おわり)
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