秋のはじめ。
5回目を迎える芝山「百円商店街」が開かれました。 

小さな商店街が人でいっぱいになるお祭りの日。
前回はどうしても行けなかったものの、この日は朝から晩までフル参戦。

今回。今までと少し違う印象を受けた。
一人の参加者として感じたことを写真とともに書きます。

* * * 

第5回・芝山「百円商店街」①

やっぱりこれだけの人が集まるというのはすごい。
 
毎日ではないけれど、
ちょいちょいココにお邪魔している身としてそう思う。

百円商店街。
今回は商店街のお店だけでなく、近隣の色々な方が出店していた。
地の農家さん、お菓子屋さん…
狭いメインストリートにぎっしりお店が並んでいる。

芝山パティスリー・アロームさん

「芝山ロール」で有名な洋菓子屋、パティスリー・アロームさん。

和菓子「ちもと」さん

ビバホームの裏から、和菓子の「ちもと」さん。
懐かしいこのお菓子を発見。
幼稚園の頃、帰り路に買ってもらって大好きだった。
ふかふかの甘いお餅に角切りアンコ。
駄菓子屋には無い、特別なものだった。

アーノルド・フジ・タカムラさん

焼きたてドーナツ。
 
アルトポンテさん✕すがはら園さんの甜茶ジェラート

甜茶アイス、初体験。
アルトポンテさん✕芝山のお茶屋「すがはら園」さんのコラボメニュー。
紅茶よりも一層、上品な味。

船橋グランドホテルさんの「白穂乃香」

船橋グランドホテルさんのプレミアムビール・白穂乃香。
外で飲むとやっぱり旨い。

魚鈴さん①
 
酒のサカナにはこちら。 
魚鈴」さんの焼き物(普段からあり)。
旬の秋刀魚にイカ、サザエ。
立ち昇る煙がたまらない。

フェルマータ船橋さん

老人保健施設フェルマータ船橋の皆さんの健康体操も。

子どもの駄菓子屋さん

こちらは子どもたちが売り子の駄菓子屋。
大人より子どもの方が商売上手だったりする。 

* * *

今回、見ていて一番感じたこと。

子ども、増えたよね。 

第1回~3回までは高齢者の姿が目立った。
しかし今回。とにかく子どもが多い。絶対に増えた。
子どもが多いということは親の参加も多い。
二十代、三十代、四十代。
若い世代、たくさんいるんだなと改めて感じた。
 
第5回・芝山「百円商店街」④

第5回・芝山「百円商店街」③
 
第5回・芝山「百円商店街」②

「団地は高齢化した」と言われるわけだけれど、若い親子もいっぱいいる。
僕が普段、見ていないだけなんだ。

行き交う親子たちの中に知った顔を見つけた。
中学の同級生。男の子を二人連れていた。 
実に15年ぶり。
彼女のお母さんが昔、商店街のパン屋さんで働いていた話もした。
 

「せーたん(商店会長)、次お祭りいつあるの?」

尋ねる一人の女の子。 
子どもたちの意識の中にも「百円」が浸透してきているのかもしれない。

続けることで、きっと何かが変わっていく。

* * *  

ぼんやり通りを眺めながら、パン屋の前でビールを飲む。
だんだんと日が暮れてきた。 

アーノルド・フジ・タカムラさん②

お仕事が一段落したのだろう。
店の外に出てきて、ベビーカーの子どもに話しかけるパン屋さん。
その眼差しはあたたかい。
 
第5回・芝山「百円商店街」⑤
 
旨いものと一休みできる場所があれば、どこでもビアガーデンに。 
アナウンスがあったでもなく、自然と始まった感じ。 

肉のさかきさん

商店街名物、肉のさかきさんの夕方行列が見えたらもう夜だ。

魚鈴さん②

魚鈴さんのお刺身とともに。
(〆鯖がとびきり旨い)

高校生と打ち上げ
 
ボランティアの高校生たちと一緒に僕らオジサンチームも打ち上げ。
(もちろん高校生はノンアルコール)
高校生と、下手したら親ぐらいの年代の人たちが一緒にワイワイできること。
良い意味で普通じゃないなとしみじみ思った。

高村清太郎会長
 
高村会長はじめ、商店街の人たちや多くの方々の力で。
芝山の内へ外へ、浸透してきている気がする。
百円商店街。 
仲間が増えていく。


何もしていない自分には知ったようなことは書けない。

ただ一つ言えるとすれば。
生まれ育った場所が賑わうことが嬉しい。 
ぜひ次回も多くのひとに芝山を感じていただきたい。

次は僕もアレを実現させたいと、こっそり目論んでいる。