一目見て「あっ！」と思った。

船橋市内某所でお会いした、
ピンストライプのタイトなスーツをビシッと着こなす少し歳上の男性。

中学の先輩にそっくりだった。

少し緊張しながら尋ねた。

“石川先輩ではないですか？芝山中で２コ下だった安藤です。”

(ドキドキ…)

「あー！安藤くん！久しぶりっスねえ。」

やっぱり先輩だった。
実に17年ぶりの再会。

石川先輩の弟さん(啓くん)と僕は同級生。
啓くんは今、音楽家をしているそうだ。 

石川先輩は生徒会長をやっていたから、よく覚えている。 

昔のままだ。

仮面ライダーの主人公、戦隊モノのレッドという感じ。
誰が見ても爽やか好青年。
ハキハキした物言いも変わっていない。

懐かしかった。

青年海外協力隊を経て、外務省に勤務・退職。
今は世界で見て、聞いて、感じたことを伝える「国際理解教育」の専門家。 
“井の中の蛙”代表の自分とは真逆のキャリア。

話したのは５分ほど。

「オレ、首相になりたいんスよ。」 

このワンフレーズが印象的だった。
普通なら冗談に聞こえそうなものだが、石川先輩が言うと真実味を帯びる。

＊　＊　＊ 

いやー、不思議な偶然だったなぁ。

などと家で思い出しながら、Googleで先輩の名前を検索してみた。
何をされているかもう少し知りたかった。

キーボードをたたく。

ishikawaryou

「いしかわりょう」 

フルネームは石川亮。
某プロゴルファーと字こそ違えど同姓同名。
まあ、先輩の方が生まれは先なのだけど。

出てきた。



「石川亮(いしかわりょう)政治家への道」 

なるほど。
“首相になる”とはそういうことだったんだ。

ストレートなブログタイトルが先輩らしいなと感じた。

僕なら「安藤信作の、明日へのとびら。」
なんて付けてしまいそう。

で。

 

こちらが石川先輩。
(写真はブログから拝借) 

オトコマエ。

「何がしたいか」までは詳しく読めていないが、
情熱的な印象を受ける文章。

ひとまず２年後の船橋市議選に出るのは間違いないだろう。 

＊　＊　＊

このブログで政治的なアレコレを書くつもりは無い。

ただ地元の先輩が船橋に戻ってきていて、
たまたまでも会えたことが嬉しかった。

僕も事務所と実家のある芝山にはチョイチョイ(と言うよりも毎日)足を運ぶ。
石川先輩にもきっと近所で会うはず。
商店街のパン屋とかで。

辿って道はそれぞれ。選ぶ道もそれぞれ。
それでもこうして地元のことを考える人が増えるのは良いなと思う。 


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