船橋には美容の専門学校がある。
ユニバーサル・ビューティカレッジさん(以下「ユニビ」)。
美容(髪)・メイク・ネイル・エステなどを学び、美容の専門家を目指す学校。
このユニビの学園祭、「ユニビ・ヘアショー」 が開かれるとのことで、ご連絡をいただいた。
毎日のように仕事でユニビの前を通る。
お洒落な学生さんたちの姿をよく見かける。
学校そばのファミマでは、楽しそうにお菓子を選ぶ女子学生さんに出会う。
* * *
直前まで迷っていた。
ユニビ・ヘアショーにお邪魔して良いものか。
美容に関して何も知らない自分が行っては失礼なのではないか、と。
悶々としていた。
ヘアショー当日の朝。
僕はいつもの美容室へ髪を切りに行った。
そのときにヘアショーの話をした。
すると。
お店のスタッフさんの一人がユニビ出身であることが分かった。
「よければ行ってみてください」
そのスタッフさんが言った。
これも何かの縁だ。
ヘアショーへ急ぐことにした。
* * *
※学校の先生にご許可をいただき、写真の撮影・掲載をしております。
会場は船橋市民文化ホール。
たくさんの人が詰めかけていた。
生徒さんのご両親、高校生。
入口で迎えてくれた、一年生の作品。
ホールへ入っても何が始まるか分からなかった。
初めはそれが恐縮だったが、ドキドキ感を楽しみながら待つことにした。
音楽とともにヘアショーがスタート。
「ニュールック」「自然」「おもちゃ」「ゾンビ」「ドラキュラ」。
5つのテーマによる手づくりのショー。
ヘアメイクはもちろん、演出もモデルも全て学生さんたちによるもの。
専門的なことは分からない。
それでも生徒さんたちの真剣な眼差し、楽しそうな表情、少しれた笑顔はよく伝わってきた。
60年代風。
ポップな色使い。
テーマは自然。
会場へアメを投げるパフォーマンス。
目にも止まらぬ速さでメイクする生徒さん。
早送りの映像を見ているようだった。
こちらは「おもちゃ」。
ホラー映画のような場面も。
最後まで目が離せなかった。
すごくワクワクした。
観客には高校生も多かった。
きっと先輩たちの一所懸命な姿に、夢や未来を見たのだと思う。
フィナーレ。
感謝の挨拶をされる代表の学生さん、涙で思わず言葉が詰まる。
「がんばれー!」
後ろから応援する学生さんたち。
涙がでるほど一心に何かに打ち込んだことが最近あっただろうか。
最後にただ一つのことに我を忘れて取り組んだのは、いつだったろうか。
もしかすると、自分はどこかで妥協しているのかもしれない。
気づかないうちに。
大切なことを思い出させてくれた気がする。
ユニビ・ヘアショー。
行ってよかった。
次に仕事の合間にユニビの生徒さんを見かけたとき。
彼らに対する自分の見方が少し変わっているかもしれない。
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ユニバーサル・ビューティカレッジさん(以下「ユニビ」)。
美容(髪)・メイク・ネイル・エステなどを学び、美容の専門家を目指す学校。
このユニビの学園祭、「ユニビ・ヘアショー」 が開かれるとのことで、ご連絡をいただいた。
毎日のように仕事でユニビの前を通る。
お洒落な学生さんたちの姿をよく見かける。
学校そばのファミマでは、楽しそうにお菓子を選ぶ女子学生さんに出会う。
* * *
直前まで迷っていた。
ユニビ・ヘアショーにお邪魔して良いものか。
美容に関して何も知らない自分が行っては失礼なのではないか、と。
悶々としていた。
ヘアショー当日の朝。
僕はいつもの美容室へ髪を切りに行った。
そのときにヘアショーの話をした。
すると。
お店のスタッフさんの一人がユニビ出身であることが分かった。
「よければ行ってみてください」
そのスタッフさんが言った。
これも何かの縁だ。
ヘアショーへ急ぐことにした。
* * *
※学校の先生にご許可をいただき、写真の撮影・掲載をしております。
会場は船橋市民文化ホール。
たくさんの人が詰めかけていた。
生徒さんのご両親、高校生。
入口で迎えてくれた、一年生の作品。
ホールへ入っても何が始まるか分からなかった。
初めはそれが恐縮だったが、ドキドキ感を楽しみながら待つことにした。
音楽とともにヘアショーがスタート。
「ニュールック」「自然」「おもちゃ」「ゾンビ」「ドラキュラ」。
5つのテーマによる手づくりのショー。
ヘアメイクはもちろん、演出もモデルも全て学生さんたちによるもの。
専門的なことは分からない。
それでも生徒さんたちの真剣な眼差し、楽しそうな表情、少しれた笑顔はよく伝わってきた。
60年代風。
ポップな色使い。
テーマは自然。
会場へアメを投げるパフォーマンス。
目にも止まらぬ速さでメイクする生徒さん。
早送りの映像を見ているようだった。
こちらは「おもちゃ」。
ホラー映画のような場面も。
最後まで目が離せなかった。
すごくワクワクした。
観客には高校生も多かった。
きっと先輩たちの一所懸命な姿に、夢や未来を見たのだと思う。
フィナーレ。
感謝の挨拶をされる代表の学生さん、涙で思わず言葉が詰まる。
「がんばれー!」
後ろから応援する学生さんたち。
涙がでるほど一心に何かに打ち込んだことが最近あっただろうか。
最後にただ一つのことに我を忘れて取り組んだのは、いつだったろうか。
もしかすると、自分はどこかで妥協しているのかもしれない。
気づかないうちに。
大切なことを思い出させてくれた気がする。
ユニビ・ヘアショー。
行ってよかった。
次に仕事の合間にユニビの生徒さんを見かけたとき。
彼らに対する自分の見方が少し変わっているかもしれない。
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