※スールカフェは同じ二和向台で移転しました(2014年6月10日)
→ 新しいお店はこちらです。

焼鳥・伏見屋の伏見さんに教えて頂いたお店。

この日は二和向台のスールカフェさんへ。

すごく可愛くて、ご飯も美味しい。
人に話したくなるお店。

* * * 

二和向台駅から歩いて3分ほど。

ウチの周りと似た住宅地の中にポツリ。
知らなければ、なかなか気づけない。 

スールカフェ外観
 
看板が無ければ普通にお洒落な家。
「隠れ家的」と言うより、リアルに家。

入り口

入り口。白に緑が爽やか。


中に入ってまず目を惹くのがたくさんの雑貨。

輸入雑貨1

ハンドメイドのものや、フランスで買い付けたもの。


スールカフェさん。

soeur(スール)はフランス語で「姉妹」の意味。

名前の通り、姉妹でお店をやっておられます。


フランスが大好きな妹さん。
現地へちょいちょい行って小物や雑貨・洋服を仕入れ、
そのつどお店で販売。
ちょうど今日から雑貨ウィーク。

輸入雑貨2

眺めているだけで楽しい。

スールカフェ店内

家の一階を改装した店内には、「それらしき」かわいい雑貨がいたるところに。
テーブルや椅子も、ヨーロッパのアンティークのような印象。
席数は約10。

手づくりの雑貨
 
こちらはご姉妹手づくりの雑貨。奥のキッチンに妹さん。
値段もお手ごろ。
ブックカバーが欲しかった。自分には可愛すぎるなと棚に戻した。

窓際の席

そろそろ落ち着いて座らなきゃと選んだ窓際の席。
日差しが気持ちいいから、窓があるお店では窓際をなるべく選ぶ。 


「今日のランチはロコモコかサンドイッチです」

お姉さんの前野啓子さん。

たまにはパンもいいなと、サンドイッチに。

「野菜中心ですが、食べられないものはありますか?」 

お気遣いが嬉しい。
でも、野菜ならなんでも食べられる。

再び店内をウロウロ見て回り、出てくるのを待つ。

小さなグラスに注がれた水は、ほんのり葡萄のような味がした。



10分ほど待って出てきたのはボリュームたっぷりのサンド。

自家製ミートローフと人参のサンドイッチ

自家製ミートローフと人参のサンドイッチ。
ナスとニンジンがはさまりきれずに、はみ出していた。 

とても手では食べられない。
フォークとナイフでサンドイッチを食べることなんて滅多にないから、 ドキドキした。 

こんがりと焼き目のついたサクサクのトースト。
酸味の効いたニンジン。
スパイシーでやわらかいミートローフ。

とても丁寧に作られている。
味のバランスも素晴らしい。
フォークとナイフさえ無ければ、一気にかぶりつきたかった。

ミートローフに使われていた不思議なスパイス。
訊けば「クミン」。 
その日の夜、スーパーでさっそく買ってみた。
(こうしてウチに香辛料ばかりが増えていく)

* * * 

おなかいっぱいで少しゆっくりしていると。

小さな姉弟を連れたお母さんが入ってきた。

「マフィン食べたい!」 

小さな男の子が言った。

(え…マフィンがあるんだ…)

レジ前のカウンターにはケーキやマフィンが並んでいる。
お土産に買っていくことにした。

……どれも美味しそうで決められない。

男の子のオススメ通り、マフィンをいくつか選んだ。
その日の夜のデザートに。

マフィン

 右手前から時計回りにチョコ、かぼちゃ、味噌。

レンジであたためるとフワフワでもっちり。
甘さ控えめ。
手づくりならではの優しい味がした。 

あの親子が電車に乗って買いにくる理由が分かった。

* * * 

料理が大好きなお姉さん。
フランスが大好きな妹さん。

お二人の「好き」がカタチになったお店。

“東京のおしゃれな街にありそう”とも言えるかもしれない。
けれども、このような「ここにしかない」お店は「ここにある」からこそ良いのだと思う。
東京と比較することに意味は無い。
地元で愛されるお店。
近所のひとが、また来たくなる場所。


二和向台、スールカフェ。

気まぐれで夜の営業もあるとのこと。
(9月20追記:夜カフェレポート)

夜に行って、美味しいご飯と一緒にお酒を愉しむのもいいな。

ほっとできる、小さいけれどいいお店です。


●スールカフェ(soeur cafe)

・住所 船橋市二和東5-20-22
・アクセス 新京成「二和向台」駅より徒歩3分
・電話 047-447-5004
・営業 平日11:00~17:00/土曜12:00~15:00 ☆気まぐれで夜営業あり
・定休日 水/日/祝日
・ほか 子どもOK/テイクアウト有り/P無し
blog
Facebookページ