写真が好きだ。
素人だけど、素人なりに楽しんでいる。

使っているカメラはOLYMPUSの「PEN」と言うミラーレス一眼。
ズッシリした一眼レフには写真の質はとても及ばない。
それでも軽くて小さくて簡単に持ち歩ける。
いつもカメラを持っていたい自分向きだと思う。
(本当は大きな一眼も欲しい)


最近、「単焦点(たんしょうてん)レンズ」を二つ買った。
大好きなプロのカメラマンにアドバイスいただきながら選んだ。

単焦点レンズ

(左) panasonicの20mm/f1.7
(右) olympus(zuiko)の45mm/f1.8

どちらもよく撮れる。
 
単焦点レンズを買ってからと言うもの、写真がさらに楽しくなった。
Autoは全く使わなくなった。 


素人なので偉そうなことはとても言えない。
主にミラーレス一眼・小さな一眼で写真を楽しみたい方へ
プロに教わったことを交えながら、単焦点レンズの面白さを書いてみる。

* * *

単焦点レンズは簡単に言えば「ズームできない」レンズ。
ズームレンズとは違う。

ズームレンズに慣れていると不便に感じるけど、
単焦点レンズならではの良いところもたくさんある。
そのメリットをいくつかまとめてみた。


①手軽により「ボケ」た写真が撮れる。

ボケれば良いというわけでは無いと思う。
しかしボケ感のある写真には奥行きがあったり、主役が際立ったり、立体的だったり。
やっぱりいいなと思う。
それらしく見える。

単焦点レンズはズームレンズよりも大きなボケを楽しめる。 
それは絞りの関係だけれど、この点は専門家の書いたものをご参照ください。
 
事務所の花

事務所前の花。

アプリや補正ソフトでもボカせる。
でも元々の写真のボケとは絶対的に違う。


②明るい。

カメラに詳しいひとがよく「明るいレンズ」と言っていた。
僕はなんのことか分からなかった。
やっと分かった。

明るいレンズ=光をたくさん取り込めるレンズ。 

光をたくさん取り込めるから、写真が明るい。
暗いところや室内でも(比較的)よく撮れる。

チョコ


③綺麗。

ズームレンズが「だいたい何でもできる人」ならば、
単焦点レンズは「その道のプロ」。

ズームレンズは近くも遠くも撮れるけど、ぜんぶ70点。 
単焦点レンズは「国語だけは100点」で、あとは30点。

こんなイメージ。

単焦点レンズはズームできないし、 被写体の距離によっては全く撮れない。
でも自分の専門の範囲(距離)ならば、絶対にズームレンズより上。

ズームレンズよりも綺麗な(味わいのある)写真が撮れる。


(小話)

ズームレンズはズームするほど写真の質が落ちるそう。
知らなかった。
ズームするより自分が近づいてズームしない方が画質は上ということ。 

 
④「撮ってる感」。

ズームレンズなら同じ場所にいながら、モノを大きくも小さくも撮れる。
動かなくていいし、近づかなくていい。
確かに便利。 
特にレストランなどで動けないときには。

単焦点レンズの場合、自分の思うアングルを撮るために動かなくてはいけない。
遠くのものを撮りたいなら近づく。
ピントの合うところまで動く。 

面倒といえば面倒だけど、これが良かったりする。
撮ってる感がある。


⑤楽膳の寿子(ひさこ)さんがカメラに詳しい。

(ローカルな余談)

楽膳アルバイトの寿子さん。
ウン十年来のカメラ好き。
色々教えてくれます。

* * * 

こんな感じです。
あれこれ言っても、やっぱり使ってみなければ分からない。

韓国人の友人も「撮った分だけ上手くなるよ」と言っていた。 
上手い下手以前にまず楽しめればいい。
下手の横好きでも構わない。


単焦点レンズが楽しい。
写真が楽しい。

近所

まだまだ使い慣れない。

もっともっと、撮り歩きたい。