6月23日は船橋市の市長選挙

昨日、フェイスビル5階へ期日前投票に行ってきた。

船橋市市長選2013期日前投票

初日。想像以上に来ているひとは多かった。


市長選。
市の政治のトップを決める選挙。
まちの舵取り役が選ばれる。 

「今回は消去法の選挙だな」
「誰に投票すればいいか分からない」

そのようなご意見も少なくない。

選挙(候補者)に興味が持てないとして、決して悪いとは言えない。 
ただ、何でも「政治が悪い」「制度が悪い」は好きではない。
カタチが無いものに責任を押し付けるのは簡単だし、
批判するからには対案を持っていたい。

課題は確かにある。

* * *

前回、平成21年の船橋市市長選の投票率は34%。
投票へ行ったのは有権者のうち3人に1人。
 
多いだろうか。少ないだろうか。

半分以上の方が投票に行かなかった事実。

忙しくて投票に行けなかった方もいらっしゃるだろう。

それでも

「自分が一票を投じたところで、結果はいっしょさ。」

そんな気持ちで、投票に行かなかった方も多いと思う。

そうだろうか。
いっしょだろうか、行かなくても。

僕は「自分が投票に行っても行かなくても結果は同じ」だとは考えない。


複数の候補者の中から一人の当選者が決まる選挙の場合。
有権者全体の票の過半数を取った候補者は絶対に当選する。
(投票率100%は有り得ず・あくまで数字上)
 
前回選挙に行かなかった66%のひと全員が、一人の候補者に投票していたとする。
その66%の票を得た候補者は間違いなく当選している。 

「自分が投票しても変わらないさ」が何十万も集まれば、大きく結果を左右する。
事実、左右している。

ましてや前回の市長選では5,000票足らずの差で決まっている。


たかが一票。
されど一票。

僕は投票に行かない人の票を「眠り票」と呼ぶ。
眠り票の行方次第で何が起こるか分からない。

(特に今回の市長選は分からない)

「この人に市長をやってほしい」

とは、なかなか思えないかもしれない。

少なくとも票を投じることで、
「この人には市長になって欲しくない」(言い方は悪いが)
という意思表示をすることはできる。


市長が替わり、まちが変わるかもしれない。
変わらないかもしれない。
これは僕にはなんとも言えない。

しかしこの一票。
ささやかな期待ではある。 


「自分が投票しても結果は同じ」 

そんなことない。
そう考えるひとが減ることで、結果は変わっていく。

誰に票を入れてもいい。
決まらなければ白票だって意思表示。
選べない時だってある。


投票に行くこと。
自分の住むまちを考える第一歩・キッカケだと思う。