“あのひと苦手なタイプだ…”

誰しも感じたことがあると思う。
僕自身もある。

例えば-

・ネガティブなひと
・自己中心的なひと
・上から話すひと

など。(あくまで例です) 

最近考えた。

「苦手なタイプ」という考え方はちょっと勿体ない。

* * * 

もちろん気が合う合わないはある。
誰とでも仲良くはできない(少なくとも自分は)。
誰もが付き合う人を選ぶ。

ただ。

「苦手なタイプ」というカテゴリ分け(条件設定)は
苦手意識を固定化する。

「あー、やっぱりこういう人ダメだわ。」

この「やっぱり」が余計。
やっぱり=予測していた、だから。

苦手なタイプを設定することは
予め「苦手」の色眼鏡をかけて人に接すること。 

相手を真っ直ぐに見ず、目を逸らせるに等しい。

人の入口を狭める。 

苦手意識を持てば、壁ができる。
心の距離はいつまでも縮まらない。

思い込んでしまう。

イメージに囚われず、目の前の相手を見る。
今まで知らなかった意外な一面やいいところが見える。
少し心の距離が縮まる。好きになる。

自分が作ったタイプやイメージで人の顔が見えなくなるのは勿体ない。

目の前の相手を見る。
目の前の相手と話す。
大事。 

無理をする必要はないけれど、
自ら可能性を狭めたり居心地を悪くすることもない。

苦手意識はあって然り。
それでも苦手なタイプまで設定しなくてもいいなと。


よく聴く言葉。 

“相手の長所を見なさい” 

いいところを見たい。
しかしながら、短所まで受け入れられての人付き合い。 

うん。

やっぱり会って話してナンボだと思う。

パソコンに向かうより、モヤモヤ考えるより、
5分でも会って話した方がいい。

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 最後に余談。

「安藤さん」と呼んでおられた方が「安藤くん」と呼んでくださった瞬間。

こっそり嬉しい。