本を通じたオモシロイコトを発信する本好きの集まり、「本 to ちば」さん。

待望の新企画。
ごくごく近所で開かれました。

コンセプトは“好きをシェアする“。

聞いただけでワクワク。 


会場は北習志野の小さなイタリアン、anu(アニュ)さん。

アニュ外観

完全に一度素通り。
いいお店とは、目立たないもの。

アニュ店内

中はこんな感じ。
テーブルとカウンターで10席そこそこ。
たっぷりと窓から差し込む日差しが気持ちいい。

棚

素朴さと手づくりにあふれた什器。
オーナーさんの「好き」がたっぷり詰まった店内。

アニュ名刺

名刺までこんなに可愛い。 

* * * 

さて、この日は貸切で「本 to ちば」 さんのブックパーティ。

何をするかと言えば。
好きな本を持ち寄り、その本がどれだけ好きかを3分で語るというもの。

ワインとともに

大人のブックパーティなのでお酒も。

本toちばの川添さん

こだわりワインのチョイスは「本 to ちば」代表代理の川添さんより。

「本の集まり」と聞くと堅苦しい感じがするけれど、
「本 to ちば」さんはこの絶妙なゆるゆる感がいい。

集まったのは12名。

本が好きな人。
本が好きな人が好きな人。
本で集まるのが好きな人。

いろいろ。 

皆さんの3分間の「好きな本」スピーチ。 
絵本に小説、雑誌に写真集。十二人十二色。

百万回生きたねこ
 
『100万回いきたねこ』

大人が読んでも泣ける名作。

終わりのない物語

『果てしない物語』(映画「ネバー・エンディング・ストーリー」原作)
 
絹のような手ざわりの装丁。
文字の色にまで凝った逸品。

ファルコン

映画は幼い頃、夢中になって観たなぁ…。
ファルコン、こんな顔だったっけ。

フクイリハルさん

アトリエ・イドリハルさんが選ばれた一冊は-

リハルさんチョイス

写真集、『ツノゼミ』。

 ツノゼミ

もうホントに、不思議のカタマリとしか言えない生きもの。
これだけ好奇心をくすぐる虫もいない。
ツノゼミ
冷静な顔を装っていたけれど、一目でトリコになった。


こうして12冊(正確には11冊)。
「次は何だろう?」ドキドキしながら見ていた。

絶対にAmazonの「オススメ」では知ることのできないものばかり。
アナログだからいい。
ひとに聞くからいい。

本の数だけ思い出がある。
人の数だけ「好き」がある。
人の「好き」を知ると、その人が好きになる。

「何を」以上に、「誰と」が大事。

そう感じた。

* * *

みんなの感想

全員の発表が終わったら、一人ひとりへ感想をフセンで伝える。

盛り上がってます

「あー!これこれ!」
「その本、お借りしていいですか?」


ワイングラスを傾けながらの雑談タイム。
空いたボトルは何本か…。

話題は本だけでなく、子どものことや身の回りのオモシロイものあれこれまで。
ご近所さん同士だからなおさら盛り上がる。
近いっていいな。

大人のおつまみ

「おつまみ」と言えないレベルのアニュさんのおつまみ。
今日は食べられなかったから、次はゆっくり行こう。
お店のブログもチェックしなきゃ。

どこまでも続く。。。

本とワインと「好き」をシェアしながら…
オトナのブックパーティはどこまでも続くのでした。