NPO情報ステーションの副代表、木村圭佑さん。

木村副代表1
 
この4月からエンジニア(プログラマー)として独立されたとのこと。

プログラミング

プログラミング。
イメージではこんな世界。
ただの記号の羅列からカタチができるんだからすごい。
自分にはちんぷんかんぷん。

前の会社の入社面接の時点で独立を決めていたと言う。
それでも勇気の要ることだったと思う。

これからはもっとNPO活動に携わるとともに、
プログラミングの仕事でも組織を作って行きたいそうだ。

30歳はやはり、一つの節目。

* * * 

木村さんと初めてお会いしたのは、確か赤沼さんが企画された飲み会。 

3年前のことだった。

その時はほとんど話さなかった。

それから少し経って。
僕が地元で読書会を開く場所を探していたとき、木村さんが声をかけてくださった。

「ぜひ民間図書館を使ってください!」

これが運命の一言になった。

そこから僕と民間図書館のつながりが生まれた。

以後、図書館でたくさんのひとと出逢い、さまざまな活動に派生していった。

ひとを知るほど住むまちが好きになる。

教えてくれた場所。

民間図書館と出会わなければ、地元に目が向くこともなかった。
 
僕にとって、図書館の入口が地元の入口だった。 

だから木村さんには感謝してもしきれない。
あの時、あの一言が無かったら。

* * *
 
木村さんもまた、「地元」にこだわる一人。

NPO活動はもちろん、あらゆる活動の根っこに

「もっと船橋のことを知ってほしい」
 
という想いがある。

住む街にこんな魅力がある、素敵なひとがいる…
伝えて行きたいとおっしゃる。

まったく同感。

なぜ地元を知ってほしいのか?と訊かれるとなかなか答えづらい。

理屈ではなく、感覚。
ただ、身近な“いいもの”や面白いことを伝えたい。 
それも「郷土愛」の一つのカタチ。

せっかく住むまち。
何もないより「好きだ」と言える方がいい。

伝えるプロセス(イベント含め)は、人が集まる・人を知る手段なのかな、とも。

まちを知ることは人を知ること。
人を知ることがまちを知ること。 

二人で話しながら、そんなことを改めて考えた。 


僕が図書館で何かしようとすると、真っ先に手を挙げてくれるのが木村さん。
すぐに動いてくださる。
いつもありがとうございます。

仕事でもいい組織を作られると思う。

木村副代表2
(楽膳2周年より)

29歳の独立。

同世代として。同じ地元のひととして。
自分に何ができるわけでもないが、陰ながら応援したい。