近所の友人に待望の第一子が生まれた。
目のぱっちりした女の子。
お母さんに似て、きっと美人になる。

なんだか自分のことのように楽しみで、
生まれるのをいつかいつかと待っていた。 

母子ともに健康とのこと。
ほっとした。
奥さんも友人だから、いっそう嬉しい。
 
父と私

父が26歳、僕が2歳のときの写真。

父が今の自分の歳のときには子どもが三人いた。
僕ももうそんな年頃になったものかと、しみじみ。

同級生もどんどんパパ・ママに。
30ってそんな頃だ。


子どもは好きな方だと思う。
見ているのはあくまで人の子だけれど。

大学時代には3歳児の幼児教室でバイトしていた。
転職の谷間には学童で働いた。
ただ、教育実習で見た中学3年生はもう子どもじゃなかった。

可愛いのもあるけれど、遊ぶのが楽しい。 
面倒をみるというより、話したりいっしょに駆け回りながら童心に帰る。
どちらが遊んでもらっているのか分からない。 

近所の子や、いつもの居酒屋で店主の娘さんに会うのは楽しみの一つ。
お客さまのところでも、必ず話題に上がる。
みんな、いつの間にか大きくなっている。 
それだけ自分も歳をとる。


普段はバリバリ経営している方も、
子どもの話になると途端に目尻が下がり、顔がほころぶ。
嬉しそうに携帯にしまわれた写真を見せてくださる。
子は宝。
いいなぁ。
僕も馬鹿みたいに写真撮りまくるんだろうなぁ。

子育てにはたくさんのご苦労があると思う。
人間を一人自立させることは楽なことじゃない。
それでも親の親の親の…ずーっとみんなそうしてきた。
人の歴史。
世界中どこでもおんなじ。

近くにたくさん子育ての先輩がいらっしゃる。
悩んだときはいろいろ相談してみよう。
あるママさんがおっしゃっていた。
「子育てを大変なものから楽しいものにするのは、近所のつながり・助け合い。」

* * *
 
先のことをとりとめもなく考えてみたけれど、
今は友人の赤ちゃんに早く会いたい。
料理上手でいつも穏やかなパパ。
改めておめでとう★