高根公団の笑かどさんで食べた卵かけご飯が旨かった。

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黄身の味がとにかく濃い。
白身も、箸でつつくと跳ね返るような弾力がある。
普通の卵とちょっと違う。

お店の方に気になって訊いた。
二和の押木養鶏場の卵とのこと。 

お料理上手なママさんが教えてくれた。
「メレンゲがモッコモコになる卵」だそう。

船橋・海神の洋菓子の名店アントレさんでも使っているとか。 

卵の生まれた場所。
押木養鶏場を尋ねてみた。

* * * 

実家から車で10分。
駐車場には結構な数の車が停まっていた。
人気、あるみたいだ。

ケージ外観

「とりごや」発見。

ケージの中

中にはニワトリといっしょにウサギやヤギまでいた。
動物を見るのを楽しみにいらっしゃる親子連れもいるとか。

お店外観

販売コーナーの建物。
想像していたよりも大きい。
ここで卵を買うことができる。

店内

中へ。
大きな直売所のイメージ。
玉子だけではなく、色々な食料品も置いている。

駄菓子コーナー
 
駄菓子コーナー。
ちょっと懐かしい。
子どもと来ても楽しい工夫。
ほかにもメンコや懐かしいおもちゃがたくさんあって、見ているだけで楽しい。

さてさて。
お目当ての卵コーナーへ。

卵かけご飯専用醤油

卵かけご飯専用しょう油もオススメ中。
ホカホカご飯に新鮮な卵。
ダシ醤油で頂けばまず間違いない。

そしてこの貼り紙。
ぜひ読んでいただきたいです。

卵革命

「卵の革命をおこします。」 

文字から伝わってくる説得力こそ、 
50年にわたる研究と努力の証。

ずっとこの場所で作り、
ずっとこの場所で売り、
ずっとこの場所で愛されてきた。

押木養鶏場の卵。

「あじ・色・こく・すべてにおいてパーフェクト卵」

それが看板商品、「紅孔雀」。 

紅孔雀パッケージ

これこれ、これを買いに来た。

紅孔雀アスタキング

さらにグレードアップした「紅孔雀・アスタキング」」も気になるけれど、
ここは初心者として通常のもの(10個入り330円)をチョイス。

バラ売りは1個30円。
気軽に試せるのも嬉しい。

* * * 

わくわくしながら持ち帰る。
早く食べてみたい。

紅孔雀

見た目は普通の赤卵。
それでもなんとなく有り難く思える。

スーパーの市販の卵と比べてみた。

比べてみた

左が押木養鶏場の紅孔雀。
右が市販の卵。

ひと目で分かるように、まず黄身の色が違う。
濃く、オレンジ色に近い。

それ以上に違うのは白身の弾力。
市販のものが「とろっ」ならば、紅孔雀は「ぷるん」。
「箸が弾き返されるような」白身が大きな特徴。

鮮度の差だろうか。
餌か、それとも飼育環境か。
とにかく違うみたいだ。

どうやって食べよう…?
迷った末、シンプルに目玉焼きにすることに。

目玉焼き1

フライパンに落とす。
白身・黄身とも「もっこり」した感じに驚く。 

普通の卵はのぺーっと広がるが、
紅孔雀は白身が広がらずにコンパクトにまとまる。 
ぎゅっと濃縮されている証だと思う。

目玉焼き2

完熟が好きだが、黄身の旨みを味わうために半熟で。



濃いなぁ、味が。
おいしいな。

でも、やっぱり違いが一番わかるのは「生」。
今日のお昼は卵かけご飯にしよう。

色々な料理のベースに欠かせない卵。
より美味しく仕上げるには素材も重要。 

「メレンゲもモッコモコになる」

友人のママさんの言葉をまた思い出す。
僕が料理上手だったら、お菓子にも使ってみたいな。

卵界の革命児、紅孔雀。
手のひらサイズの卵に、長い歴史があるんだな。
これもまた、船橋の小さいけれどいいもの。

ごちそうさまでした。


●押木養鶏場

・住所 船橋市二和西5-8-5 ※Pあり
・営業 9:00~18:00(無休)
・電話 0120-74-7520