マイペース。

そう言っていただくことが今もたまにある。 

ブログをお読みくださる中にも
言われたことのある方が恐らくいらっしゃると思う。 


実は。

長いこと「マイペース」だと言われることに抵抗があった。

なぜならマイペースとは「協調性の無さ」を表す言葉でもあるからだ。 

他人(ひと)のペースになかなか合わせられない。
しばしば、ズレる。
自覚はある。
大きな組織では、たぶんうまいことできない。


けれども。

最近はマイペースと言われることが苦手ではなくなった。 

2つの観点で考えてみた。


①リズム

人にはやりやすいリズムがある。
仕事、生活、会話、文章も。
自分なりのリズム。
速い遅いではなくて、もっと感覚的なもの。
リズムとしか表現できない。

そのリズムにペースは近い。
もっとも自分に合うペース。
マイペース。

他人に合わせるよりも、自分で見つける、認識する感覚。
それがリズム。
大事にすると、個人としてもっとうまくできる気がする。

リズムをひとと合わせるのが調和。
これは自分の課題。

いくつものリズムが重なりあってこそ、素晴らしいハーモニーが生まれる。


②自分で決めたこと

媚びない。

世渡りをしない。

 
これは母から教わってきたこと。
自身もそう有りたいと日々考えている。

迎合的な姿勢や「へつらい」は己のリズムを崩す。
短期的にはよくとも、長い目で見てどうか。

ただ単純に不器用なだけかもしれない。
すべてをうまく行うことはできない。 

だからこそ自分が「これだ」と決めたことに全力を注ぐ。
応援するならとことんやる。
少々の偏りは出るかもしれない。
それでも集中することでのみ、 成果は上がる。

決めたことをまっすぐ見据える。

これもマイペースと言えるのではないだろうか。

迷いは多く、誘惑も数えきれない。

そんな中で自分の決めたことを貫けるか。

マイペースだと思う。 

譲れない何かが自分にあるか。

* * *

そう言えば-

虎太郎と

ウチの虎太郎も相当なマイペース。

ね。

見ていると、決して悪いものではないな…

そう思えてくる。 


もちろん協調性は生きていく上で欠くことができない。
バランス。

自分のペース・リズムを理解し、流されない生き方をしたい。




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