空を見上げるのが習慣になったのはここ数年のこと。


上を向いてみる。
空がある。
いつもあるけれど、毎日違う表情を見せる。
いつ見ても違う。
だから面白い。
それに、なんだかほっとする。

たまに目を見張るような景色が天に広がることがあって、
文字通り仰天することも。

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一眼を買ってから、空の写真を撮るのが好きになった。
不定期更新ながら、ここ1年半の写真をまとめたサイトもある。

春の霞がかった感じ。
夏の入道雲。
秋のちょっぴりセンチメンタルな色。
冬のぴんと澄んだ空。

どれもいい。


中でも好きなのは朝焼けと夕焼け。
甲乙つけがたい。
じっと眺めているとだんだん色が変わっていく。
自然が描くグラデーション。

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朝焼けはきりり。
深い藍色の中から朱色が広がっていく。

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茜色の上から宵闇がのっかってくる。
しみじみした気分になれるのは夕焼けならでは。

写真を撮る場所によって、同じ夕焼けでも違って見える。
ビル、屋根、電線、木…街並みが空を飾る額になる。

だから色々な場所を探す。
ぽつりぽつり、歩いて探す。

歩道橋の上、団地の最上階、駅のホームの端っこ。
たまたまいい場所を発見すると、興奮を抑えられずに駆け出す。
カメラを落とさないよう、慎重に。


昨日も新しいスポットを見つけた。
 
ささやかな趣味。

夕焼けさがし。




http://blog.livedoor.jp/ando_shinsaku/archives/4348282.html