“安藤さん!近所に面白い本を作っている方がいらっしゃいますよ!”
いつものお店で、興奮気味に教えてくださったまいぷれ船橋の佐藤さん。
活字大好き、元出版社勤務の私の心拍数はイッキに上昇(お酒のせいではなく)。
とにかく話が聴きたくて、その場で電話。
待ちきれなくて、さっそく訪問!
* * *
船橋駅からのんびり歩いて5分。
海神の「ofiice SAYA」 さんへ。
玄関で迎えてくれた小夏ちゃん。
豆柴の可愛さと言ったら、もう反則もの。
ofiice SAYAさん。
執筆・編集・製本まで。
本づくりの全行程をご夫婦でこなされています。
左がライターひとすじの小出広子さん。
右が編集長を10年勤め上げられた長谷川智昭さん。
“人の話を聴くのがとにかく好き”な小出さんと
紙の本への愛情あふれる長谷川さん。
本づくりにこれ以上ステキなコンビは無いですよね^^
●作っているのは世界にただ一つの『自分史』
まず気になるのは、噂の“面白い本”。
作っておられるのはこちら。
『自分史』
一人の「ひと」に焦点を当てる。
インタビューを通じて依頼人(お客さま)の人生を切り出す。
文字におこす。
のこす。
伝える。
・おばあちゃんの20歳の頃
・戦争中の話
・生い立ちの記録
家族が、友人が見て、
“ああ、 こんな時代があったんだなぁ…”
しみじみ思える人の歴史。
伝記に書かれる有名人だけじゃない。
一人ひとりの人生にドラマがある。
数十年、見て・聴いて・肌で感じたものたち、出会ってきた人々。
その歴史を紡いで作り上げられる一冊の本。
世界にただ一つの『自分史』。
なんて素敵!
身を乗り出して夢中で話を聴く私。
文字にすればのこる。
文字にしなければ時とともに風化してしまう人の歴史。
祖父母や親の若いころの写真を見て
“へー、こんな時代があったんだ…”
感じた経験があると思います。
これをもっとクリアに、“人”をイキイキと感じるストーリーに。
活字に想いをのせて。
手にとって触れられる「和綴じ」の本で。
●和綴じへのこだわりと魅力
「和綴じ風」の本はあっても、和綴じはなかなか見かけない。
本来の和綴じとは-
中身を表紙と裏表紙の二枚で挟んで紐でかがる製法。
大昔から日本にあるスタイル。
なぜ和綴じにこだわるのか?
まずは全てを手で作れること。
手作業ゆえ、同じものは絶対にない。
人の歴史と同じ。
二つの意味での「世界でただ一つ」。
一冊から作れるのもポイント。
いくら「オンデマンド印刷」と言えど、機械である限り一冊注文は困難。
(商売だからある程度の部数が必要)
『自分史』は大勢へ向けるよりも、身近な人のためのもの。
だから手製の和綴じがピッタリ。
そしてページをめくるときの感覚。
はんなり開く。
読みやすい。手に目に馴染む。
編集・製本担当の長谷川さんのこだわりがつまった和綴じ本。
紙でのこすことの意味-
データは「有る」か「消える」か。
紙は人とともに歳をとる。
手にとったときの感じ、香り。
紙にしかないよさ。
●『自分史』はこんな場面でも
今はご高齢の方からのご依頼が多い『自分史』。
もっといろいろな場面で素敵な存在になると思います。
例えば
・成人や就職、結婚のときの「今までの振り返り」に。
・30歳、40歳の「区切り」に。
・結婚30年を記念して、夫婦の対話形式での「お祝い」に。
歳を重ねるほど経験は増える。
時が経つほど昔は懐かしい。
けれど、
一人ひとりの「いま、ここ」にドラマはある。
人の歴史はどの瞬間を切り取っても動いている。
だからいつ『自分史』を作ってもいい。
自分で頼むだけではなく、
贈りものとしての提案も素敵です。
私も母の還暦にと、考え中です^^
* * *
人の歴史が紡がれて地域の歴史、国の歴史が作られていく。
目に見えない「人生」を形にした『自分史』。
世界でただ一つだけの本。
(おみやげにいただいたキュートな「豆本」)
インタビューを通じて出会った人の物語を楽しそうに語られる小出広子さん。
普段はもの静かなのに、本のことになると目をキラキラさせて話される長谷川智昭さん。
ワクワクしっぱなしの一時間半。
やっぱり私は書くことが大好き。
絶対に本から離れられない。
貴重なお時間をありがとうございました。
好きなことを追求し続けるひとのお話は、いつ聴いても胸が熱くなります^^
◆office SAYAさん・『自分史』に関するお問合せ
「ofiice SAYA」
・電話 047-426-1552
・メール hiroko@ka2.so-net.ne.jp
・公式サイトのお問合せフォームはこちらです。
・まいぷれさんによるご紹介ページ
◆後日談
お二人を訪ねた時の様子を
office SAYAの小出さんがこんな素敵な記事にしてくださいました。
もっともっと動こう!
ツイート
http://blog.livedoor.jp/ando_shinsaku/archives/4210797.html
いつものお店で、興奮気味に教えてくださったまいぷれ船橋の佐藤さん。
活字大好き、元出版社勤務の私の心拍数はイッキに上昇(お酒のせいではなく)。
とにかく話が聴きたくて、その場で電話。
待ちきれなくて、さっそく訪問!
* * *
船橋駅からのんびり歩いて5分。
海神の「ofiice SAYA」 さんへ。
玄関で迎えてくれた小夏ちゃん。
豆柴の可愛さと言ったら、もう反則もの。
ofiice SAYAさん。
執筆・編集・製本まで。
本づくりの全行程をご夫婦でこなされています。
左がライターひとすじの小出広子さん。
右が編集長を10年勤め上げられた長谷川智昭さん。
“人の話を聴くのがとにかく好き”な小出さんと
紙の本への愛情あふれる長谷川さん。
本づくりにこれ以上ステキなコンビは無いですよね^^
●作っているのは世界にただ一つの『自分史』
まず気になるのは、噂の“面白い本”。
作っておられるのはこちら。
『自分史』
一人の「ひと」に焦点を当てる。
インタビューを通じて依頼人(お客さま)の人生を切り出す。
文字におこす。
のこす。
伝える。
・おばあちゃんの20歳の頃
・戦争中の話
・生い立ちの記録
家族が、友人が見て、
“ああ、 こんな時代があったんだなぁ…”
しみじみ思える人の歴史。
伝記に書かれる有名人だけじゃない。
一人ひとりの人生にドラマがある。
数十年、見て・聴いて・肌で感じたものたち、出会ってきた人々。
その歴史を紡いで作り上げられる一冊の本。
世界にただ一つの『自分史』。
なんて素敵!
身を乗り出して夢中で話を聴く私。
文字にすればのこる。
文字にしなければ時とともに風化してしまう人の歴史。
祖父母や親の若いころの写真を見て
“へー、こんな時代があったんだ…”
感じた経験があると思います。
これをもっとクリアに、“人”をイキイキと感じるストーリーに。
活字に想いをのせて。
手にとって触れられる「和綴じ」の本で。
●和綴じへのこだわりと魅力
「和綴じ風」の本はあっても、和綴じはなかなか見かけない。
本来の和綴じとは-
中身を表紙と裏表紙の二枚で挟んで紐でかがる製法。
大昔から日本にあるスタイル。
なぜ和綴じにこだわるのか?
まずは全てを手で作れること。
手作業ゆえ、同じものは絶対にない。
人の歴史と同じ。
二つの意味での「世界でただ一つ」。
一冊から作れるのもポイント。
いくら「オンデマンド印刷」と言えど、機械である限り一冊注文は困難。
(商売だからある程度の部数が必要)
『自分史』は大勢へ向けるよりも、身近な人のためのもの。
だから手製の和綴じがピッタリ。
そしてページをめくるときの感覚。
はんなり開く。
読みやすい。手に目に馴染む。
編集・製本担当の長谷川さんのこだわりがつまった和綴じ本。
紙でのこすことの意味-
データは「有る」か「消える」か。
紙は人とともに歳をとる。
手にとったときの感じ、香り。
紙にしかないよさ。
●『自分史』はこんな場面でも
今はご高齢の方からのご依頼が多い『自分史』。
もっといろいろな場面で素敵な存在になると思います。
例えば
・成人や就職、結婚のときの「今までの振り返り」に。
・30歳、40歳の「区切り」に。
・結婚30年を記念して、夫婦の対話形式での「お祝い」に。
歳を重ねるほど経験は増える。
時が経つほど昔は懐かしい。
けれど、
一人ひとりの「いま、ここ」にドラマはある。
人の歴史はどの瞬間を切り取っても動いている。
だからいつ『自分史』を作ってもいい。
自分で頼むだけではなく、
贈りものとしての提案も素敵です。
私も母の還暦にと、考え中です^^
* * *
人の歴史が紡がれて地域の歴史、国の歴史が作られていく。
目に見えない「人生」を形にした『自分史』。
世界でただ一つだけの本。
(おみやげにいただいたキュートな「豆本」)
インタビューを通じて出会った人の物語を楽しそうに語られる小出広子さん。
普段はもの静かなのに、本のことになると目をキラキラさせて話される長谷川智昭さん。
ワクワクしっぱなしの一時間半。
やっぱり私は書くことが大好き。
絶対に本から離れられない。
貴重なお時間をありがとうございました。
好きなことを追求し続けるひとのお話は、いつ聴いても胸が熱くなります^^
◆office SAYAさん・『自分史』に関するお問合せ
「ofiice SAYA」
・電話 047-426-1552
・メール hiroko@ka2.so-net.ne.jp
・公式サイトのお問合せフォームはこちらです。
・まいぷれさんによるご紹介ページ
◆後日談
お二人を訪ねた時の様子を
office SAYAの小出さんがこんな素敵な記事にしてくださいました。
もっともっと動こう!
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コメント
コメント一覧 (2)
マイプレ佐藤さん、感謝しています。安藤さんを紹介してくれて。
安藤さん、和綴じ本の一番素敵な部分をしっかりと書いていただき、ありがとうございました。近いうち、一献、しましょ。
本にかけるお二人の情熱、紙が大好きな想いを
ビシビシ感じる一時間半でした。
私も終始ワクワクしながらお話を伺っておりました。
貴重なお時間をありがとうございます。
『自分史』、そして和綴じのよさが
一人でも多くの方に伝わるように…と祈りをこめて書きました。
本当に素敵な創作だと思います。
ぜひぜひ一献、よろしくお願いいたします。
> 安藤さま。つい先ほど「今後ともよろしくお付き合いください」ってお別れしたばかりなのに、もう安藤さんのブログに紹介されている!実に素敵な時代に生きてるなあと実感しています。大きなニュースが世界を駆けめぐるその速さにも怖れるものがありますが、糸電話が繋がる小さな範囲でも、こうして俊足の応答が展開できるなんて、なかなかに素敵な時代といわざるを得ません。
> マイプレ佐藤さん、感謝しています。安藤さんを紹介してくれて。
> 安藤さん、和綴じ本の一番素敵な部分をしっかりと書いていただき、ありがとうございました。近いうち、一献、しましょ。