プレゼンを通じて医療と“いのち”を考え、学ぶ会。

満を持して船橋でスタート。

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チーム医療フォーラム・プレゼン部「船橋支部」の第1回が開催されました。

さまざまな視点から医療について学べて、
プレゼンの練習ができて、
図書館のチャリティにもなる。

そんな会です。

構想から数ヶ月。
記念すべき第1回にお集まりくださったのは7名。
看護師、僧侶、コーチングトレーナー、接骨院の先生、そして保険代理店。
船橋を中心に、医療に携わる方・興味がある方、プレゼン力を磨きたい方、など。


チーム医療フォーラムとは?
 
医療従事者を中心に、医療を身近に学ぶ場を増やす活動。
チーム医療の普及による医療の質向上に努める。
プレゼン部は中でも「伝える」ことに焦点を当てた勉強会。
この船橋支部は全国ではじめての支部です。 
まさに「草の根」勉強会。

●チーム医療とは? 

専門職の強いお医者さん。
子どもは小児科、、歯は歯医者、手術は外科。

最近はこの専門の「バラバラ」を見直されています。
一人ひとりの専門・得意分野を生かしたチームを作り、
患者さんによりよい医療サービスや安心を提供しようという動き。

たとえば-

・内科の診察+管理栄養士による食事指導
・心理学に深い看護師さんによる心のケア

など。
「ここまで」を決めない、チームによる患者さんへのサポート。
よりよい“サービス”として考え直されている医療。
これがチーム医療。


●プレゼン部・船橋支部でやること

いろいろな職業の人の目から見た「医療」についての発表を聴き、考えを深める。
交替制で発表して、プレゼン力を磨く。
船橋を中心に人のつながりを作る。


前置きが長くなりましたが、第1回の様子をレポートします。

* * * 
 
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今回のプレゼンテーターは船橋支部の部長でもある僧侶の遠山玄秀さん。
船橋市の上行寺の副住職をお務めです。 
お寺からドンドン外に出られるアクティブなお坊さん。

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1つ目の発表は「グリーフサポート」。
グリーフ=嘆き。 
家族の死に哀しむ方の心のケア。

お坊さんというと「ご葬儀をお願いして終わり」 
というイメージがありました。

今は違います。
ご遺族とのコミュニケーションを通じ、哀しみを和らげ、
一日も早く元気を取り戻していただく支援活動。 
カウンセラーにもちょっと近いと感じます。

お坊さんならではの「心が落ち着く」プレゼン。

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2つ目は「終活(しゅうかつ)」。

聞きなれないことば。

『エンディングノート』、耳にしたことがありますか?

死を迎えるにあたり、

・家族にこんな葬儀を行なってほしい 
・このように遺産を分けてほしい
・死後はこのような手続きをとってほしい

という「希望」を記し、家族に託すもの。
いざこざを防ぎ、後を生きるご家族の幸せを願うノート。
この普及に、玄秀さんが所属される終活カウンセラー協会は取り組んでいます。 

プレゼンを聴きながら

“私は老後どうなるんだろう”
“自分が死んだら将来の家族はどうなるだろう” 

考えこんでしまいました。 
多くの「死」に直接関わってこられた経験があるからこそ、心に響いてくる。

* * * 

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プレゼンのあとは全員でディスカッション&発表のフィードバック。

立ち方、話し方にはじまり、スライドの内容から構成まで
“たたみかける”ようなツッコミが。 
聞いている方もボーっとしてはいられない感じ。

でも心配はご不要です。
「本気で学びたい」方ばかりだから、聴くのもフィードバックも真剣。
決して“コワイ”ものではありません。
ちゃんとやるから、プレゼン力が磨かれる。
会社の外の「第三者」的な様々な視点。

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わきあいあいと

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楽しみながらも

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真剣に。

これがプレゼンを通じて医療と“いのち”を考える
チーム医療フォーラム・プレゼン部「船橋支部」の活動。

私もいずれ、本業の「保険」を切り口に発表させていただきます。

発表の玄秀さん、本当にお疲れさまでした。

* * *

●今後の活動
 
月1~隔月程度のペースで集まります。
プレゼンは交替制。
会場はNPO情報ステーションが運営する船橋北口図書館。 

会費(1,000円)は図書館の運営資金として寄付されます。 
民間図書館を知ってほしい、増えてほしいと願う身として、とても有り難いです^^ 

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●メンバー募集

「医療・いのち・プレゼン」にご興味のある方、ぜひ一度足をお運びくださいませ。
メンバー同士の連絡にはFacebookを利用しています。

※ご連絡は私、安藤まで(FBやTwitterのコメントでもOKです)。

お待ちしております◎ 


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