“地域活性化”を掲げる人は多いが、それらを横断的にまとめられる人は少ない。

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多くを見るほどにそう思う。

(冒頭から生意気で恐れいります)

決して悪い意味ではない。
素晴らしい活動、素敵な取組。
船橋にもたくさんある。
まだ見つけてないものがきっともっとある。 

“自分の住むまちをより良く、楽しく、心地よい場所に。”

そう考えて動く個人、団体、企業…本当に多い。
信じられない数のイベントが毎日どこかで開かれている。

その誰もが高い志を持つ。
理想に燃えている。

ゆえにまとまらないこともある。
つまり「自分はこうしたい」が非常に強い。
従って、異なる活動のすり合わせ(バランス)が難しい。

想いこそが原動力。
仕方がない部分もある。

ただ-

“ここ、一緒にやったらもっといいのでは?”

そう感じることしばしば。

“コラボ”という言葉はあまり好きじゃない。
「1+1>1」になるときもある。
でもお互いの強み・いいところを生かし合って何かを行うとき、もっとうまくいく。
思いもよらない発想が出てくる。
規模と知恵を活かして大きなことができる。

だから色々な活動に目を向けることが大切だと考える。
自分の利益、目的達成、理想の実現だけではなく。
相手のことを考える。自分に何ができるか。バランスさせていく。
活性というよりデザインに近い。

その役割は組織のトップやリーダーだけでなくとも構わない。
外部の人間の方が見えることもある。
そういう人がいてもいい。 ※◯◯コンサルタントではなくていい(笑)
体系化できればベスト。

このような存在やシステムが少ないのが今の地域活性の弱いところ。
もっとうまくできる気がする。

そもそも論になるが-

“どうなれば「地域活性」が為されたと言えるのだろうか?”


お金?数字?イベントの数? 

なかなか答えが出ない。

少なくとも「人に動きが生まれる」ことがその一要素だと思う。
新しい「キッカケ」「接点」を創ること。
とりあえず(というと失礼だが)人が集まれば何かが動く。

私自身は-

“もっと近くにいいものがたくさんある。
集まるにも動くにも近い方がラク。”

そんな気持ちで、もっと地元に目を向けられたらいいなと。

いろんな活動が一気通貫で体系化されて、より大きな動きが生まれていく気がする。
大きさは規模に限らない。
誰が、どんな組織が音頭をとるだろう。

ともあれ、何事も小さいところから。 

朝走りながら、からそんなことを考えてみた。


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