未知の国、ウクライナ。

その家庭料理が作れる!
と聞き、興味津々で参加してきました。 

自宅から徒歩15分。
高根台公民館プレゼンツの国際理解イベント。 

“ユリヤさんと楽しくおしゃべり ~ポルシチとピロシキ、私と日本。”

公民館のイメージがちょっと変わった、素敵な時間でした。

* * * 

 今日の先生、田中ユリアさん。

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とても素敵な方です。
講師は今回がはじめてとのことで、少し緊張されていました。

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小さな先生として、二人のお子さんもお手伝い。
マトリョーシカ人形で遊ぶ姿に、思わず顔がほころびます。

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ご参加の方々。
公民館での講座ということで、やはりご高齢の方が多かったです。
平均年齢は60歳を超えるくらい。
とても親切にしていただきました。

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企画・インストラクターの宮崎さん。
なんと私の家のお向いさんです。
「え~あんなに小さかった安藤さんのところの子?ヤダ、分かんなかった~」
地元ならではの楽しいサプライズ。

さっそく料理にとりかかります。
今日のメニューはボルシチ(豚バラと野菜の煮込み)、ピロシキ(餃子に似たパン)、オリヴィエ・サラダ。

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まずはユリヤ先生のレクチャー。
簡単そうに見えますが…

5・6人で一班、全5グループ。
野菜を切るところからスタートです。

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さすがベテランお母さんたち。
手際がものすごく良いです。
チームワークもバッチリ。次々と進んでいきます。

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ピロシキの具を炒めているところ。
私も写真を撮っている場合ではありません。
お手伝いお手伝い。。。

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ボルシチをコトコト煮込み中-
ウクライナでしか採れないスパイスも入っています。
お砂糖とレモン汁を隠し味に。

煮ている間、他のグループを偵察に(サボりではありません(笑))。

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これからは男性も料理ができないと!

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チームごとに色が出ます。
ユリアさんも味見に回りつつ、あれこれお話ししてコミュニケーション。

どっちが先?
これはサラダ用?

本当にワイワイにぎやか。
はじめて会ったひと同士でも、料理があるとスグに仲良く。

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さて自分の班に戻り、いよいよピロシキづくりに。
餃子の作り方に似ています。

少し甘めのパン生地をちぎって平たくのばし、
炒めた肉ベースの具とブルーベリーの2種類をつめていきます。
ついついたくさん詰めてしまい、はみ出てしまいました。

卵の黄身を塗り、いざオーブンへ!
170度で20分。
片付けをしながら焼きあがりを待ちます。

* * *
 
………チン! 
できた!
ボルシチもよ~く煮こんであります。
サラダ盛り付け、完了。

すごいご馳走。
いただきます!

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オリヴィエ・サラダ。

ピクルスの酸味が効いたロシア風ポテトサラダ。
グリーンピース、じゃがいも、ゆでたまご。
現地の子どもも大好きな味。

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ウクライナ風ボルシチ。

キャベツ、ビート、にんじん、玉ねぎ、マッシュルーム…
15種類以上の具だくさん。
じっくり煮込んだ豚バラはとろけるやわらかさ。
あったまります。
(ワインが飲みたい。。。)

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最後はピロシキ!
ひき肉ベースとブルーベリーの焼きドーナツ。
外はさくさく、中はしっとり。
生地がほんのり甘くてやみつきに。
ひょいひょい手が伸びます。

ウクライナの人はこんな料理を家で食べてるんだなーと、知らない地を思い描きつつ。
あっという間に完食です。
ごちそう様でした。

* * *

料理のあとはユリアさんへの質問タイム。
日本に来て楽しかったこと、嬉しかったこと。
そしてつらかったことや悲しかったこと。

日本はまだまだ外国人が少ない国。
受け入れ態勢も不十分です。
その中で、身近なところにあるこのような場は非常に重要だと思います。
特に私たちがあまり知らない国のこと。

若い方にこそ足を運んでほしい、というのが企画の宮崎さんの想い。
来てみると公民館の集まりも面白いものです。
おじいちゃんやおばあちゃんとワイワイ話してホッとなごめる機会。
(ちなみにこれだけ食べて会費は1,000円。)

これもまた、地元のいい活動です。

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