船橋の中学生にとって大きな二つの駅伝大会。
ひとつは全国への切符をかけた秋の「総体駅伝」 。
そしてもうひとつが、この「成人の日駅伝」(通称)。 

2012年1月15日。
スタート時点の気温はわずか3°C。
ぴーんとする寒さ。

この成人の日駅伝。今年で56回目を数える、歴史ある行事です。
市内の(ほぼ)全ての中学校、近隣の高校、一般チームが一緒に走る大会。
船橋市運動公園をスタートし、19.6㎞のコースを6人の選手がタスキでつなぎます。

なんと驚くべきことに-
今回から中学の部の上位3チーム(未確認)はさらに次の大会への出場できるとのこと!
ますます目が離せません。

私も中学、高校と走った思い出深いレース。
知人のご子息が出場したり、
ある学校の顧問が中学時代いっしょに走った先輩だったり。
これは応援に行くしかないと、ゴールの船橋アリーナへ向かいます。 

* * * 

会場へ近づくにつれ、アンカーの到着を待つ人が沿道に増えていきます。  

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野球部も練習を中断して応援に。

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ゴール地点へ。
生徒さんだけではなく、多くの保護者の方、地元の応援団の姿。

と、場内アナウンス。

“先頭の選手、あと5分ほどで到着します~”

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1位どこ?
え!マジ!?抜かれたの?
5区で超盛り返したじゃん! 

興奮気味の声が耳に飛び込んできます。
(よく分かります) 

“トップの選手が入ってきました! ”

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先頭は高校の部の市立船橋高校、すぐ後ろに一般の部の第1空挺団。
ゴール手前100mでその差は5mといったところ。
最後までデッドヒート。 
応援にも力が入ります。

後ろを見るな!
抜けるぞ!行け行け行け行け!

激戦に鳥肌が立ちました。

高校生が続きます。

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えんじのユニフォームは母校の薬園台高校のアンカー。
12年前。同じ辰年。
1区を走り、この船橋アリーナでメンバーと完走の達成感を共にした記憶が蘇ります。

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中学生も大検討!
高校生よりも速くゴールしたチームの多さに驚きです。

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一般の部は若い方からご高齢の方までさまざま。
タスキをつなぐ楽しさに年齢は関係ありません。

* * * 

最後のランナーを見届け、会場を一回り。

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母校の皆さんにご挨拶。
なんだかじ~んときました。
高校生に戻ったような気分。
(ウィンドブレーカーが自分の時よりずっとかっこよく!)

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これまた出身の芝山中学校の皆さん。

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高揚感はなかなか収まらず、生徒も先生もなんとなくソワソワ。
保護者の方々の嬉しそうな顔。

レース後のこの感じが、また好きです。

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* * * 

お待たせしました。
気になる中学の部の優勝校は-

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海神中学校さん!

おめでとうございます。
切符を手にしたもうひとつ上のレースでのご活躍をお祈りします。

スタッフ、ボランティアさん、そしてすべてのチームの皆さん。
朝早くからお疲れ様でした。

選手が目の前を通り過ぎるのは一瞬のこと。
しかし一人ひとり、チーム・学校・家庭、それぞれに隠れたドラマがあります。

また駅伝に出たくなりました。
高校のメンバーに声をかけてみよう。
来年こそ!

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