12月31日。

近くで遠くで見えないところで自分を支えてくれる人に感謝する日。 
新たなスタートの日。
年を重ねるとともに一年を振り返る日。  

2011年-

* * *

●縁

まずは「出会いの多い年」 。
プライベートでも仕事でも。
特に地元や身近なところで。

地域のお客様の安心は自分の責任。
近くにある笑いは毎日のスパイス。

いただいたご縁を当たり前と思わないこと。
支えてくれていることに恩返しする気持ちで。

私はなかなか人間の“アク”が抜けません。
強情だったり、子どもっぽかったり。
それでも気長にお付き合いくださる皆さま、本当にありがとうございます。

出会いは自然に訪れることもありますが、自分の足で歩いてこそ。
数ではなく。
協力して何かできる、支え合える、ホッとできる、少しでも自分が役に立てる。
そんな方々をじっくり探し、つながりを育てていきます。
いい出会いの多い2012年になりますように。

* * *

●図書館

これも何気ない一言から生まれた不思議なつながり。
NPO情報ステーションさんとの活動でも非常に多くのことを学びました。

ただの本好きから地域の一人へ。
人々が民間図書館に求めることを一緒に考え、共に企画・実行していくことから
「小さなまちづくり意識」が芽生えたように感じています(大げさですが)。
勝手にはじめた「船橋の元気応援プロジェクト」は、ぼんやりと、でも少しずつ前に。

「本が好きだから」から「近くにみんなが楽しめる場所があってほしい」という想いへの変化。
年齢や仕事、ライフスタイルすら飛び越え、大人も子どもも人を求めてやってくる。

そんな人が集まる場がもっと増えればまちは元気になる。
自分が住まい、働く地元に楽しいことがたくさんあってほしい。
そんなシンプルな願いを持つようになりました。
来年はさらに多く、スピーディに動きます。
小さくてもできることから。

* * * 

●仕事

「保険」という仕事については、3月の震災を抜きには語れません。

個人差はあるものの、リスクに対する人の考え方が変わりました。
少なくとも、考えるキッカケになっています。
その中で人はどこに安心を求めるのか、追求し続けねばなりません。

震災後、お客さまを訪ねるとともに
地震保険の査定(どれだけの被害かを判定する)に立会いました。

保険会社とお客さまの間に立つ者としての、代理店の役割と責任。
現地に赴く私たちだからできること。
改めて認識しました。
やるべきことは多いです。

しかしながら、まだまだ種をまいてばかり。
成果が実らなければ食べていくことはできません。

焦らず、相手の気持ちを尊重してという気持ちと
必ず役に立てる自信に基づいた積極的な提案のバランス。

計画止まり、中途半端な実行で終わらないように。
もっと数字に厳格になります。

新規開拓よりも「信頼してくださる方を増やす」というスタンス。
保険はもちろん、医療や経営、企画のことでも力になれる人間になります。

事業継承もより強く意識。
気づけば社長も還暦間近。

* * * 

ざっとこんな感じです。
歯医者に行ってない、減量できなかった、思うようにお金が貯まらず、など細かいところは追々。

2012年は「創る」年に。
練ってきたこと、ためてきたことを少しずつ形にします。
トライ&エラー。
個人単位ならば取れないリスクは滅多にない。 

感謝・謙虚・責任。

これを忘れずに、一日一日を大切にします。

今年もありがとうございました。

安藤信作

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