一日三杯のおみそ汁。
とことん味噌好きの私。

ならば自分で作りたい!
と、味噌づくりに行ってきました。

自然派の方にお読みいただきたい、おいしく楽しい体験記です。

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会場はこちら。

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松戸のある町会長さん宅の広い広いお庭。
右奥で作業を行います。

すでに大勢の方が集まっていました。

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ご近所のおじいちゃん、おばあちゃん。
この味噌づくり教室は、もともと町会の恒例行事。
今は評判を聞きつけて遠くからも人が来るようになったそうです。 

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今日の先生は秋葉糀味噌醸造㈱の秋葉社長。 
毎回、はるばる茨城県からお越しくださいます。

張りのある声にキビキビした立ち振る舞い。
これぞ職人という感じです。

さあ、私もエプロンしめて味噌づくりスタート!

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材料は大豆、米こうじ、塩
これだけです。 
添加物は一切なし。

作り方もとてもシンプル。
(1時間半ほどで完成するように、下準備くださっています)

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まずは米こうじをほぐします。

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ほぐした米こうじに塩を加え、煮た大豆と混ぜます。
煮汁をひとかけし、あとはひたすらこねるのみ。

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「けっこう力がいるね~ 」

と一緒に参加した近所の町田さん。

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「男の人は力があるからいいわよねー」
「小さい頃、軒にみそ玉を吊るしたなぁ…」

わいわいとおしゃべりをしながら盛り上がります。
なにげないコミュニケーションがまた楽しい!

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グッ。ググッ。
先生はさすがです。

私も無心でこねにこねていたところ、

「お兄さん、味噌もすごいけど周りもすごいわね。」

気づくと机の上に味噌が散らばっていました。
食べものをムダにしてはなりません。
あせあせ拾い集めます。

こねるこねる…


30分ほど経ち、腕がしびれてきたところでようやく樽詰め。 

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巨大な“つくね”のようにも見えます。
フタを閉じたらお待ちかねのランチタイム! 

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本当に米だけの甘さ!?
と、何度も聞いてしまった甘酒。
優しい甘さにホッとします。
疲れがス~ッとほぐれていきました。

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つけもの専用の味噌で漬けたナス。
塩加減が絶妙で、ごはんやお酒のお供にぴったり。

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今日のメインディッシュはお弁当ではなくお味噌汁。
ほんのり甘い白味噌はハクサイと相性ばつぐん。
鍋にもよさそうです。

どれも素朴なのですが、素材の味が十二分に生かされています。
自然のままが一番おいしい!

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ちなみに…
今日の先生の秋葉糀味噌醸造さんは、なんと天保三年(1832年)創業。
いいものは時代を超えて愛されます

直接お話を聞き、自分でやらないと分からないことがたくさんあります。
貴重な経験になりました。
ありがとうございます!

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※次回は来年の三月。また行きます。
ご興味をお持ち下さった方、ぜひご一報ください。

http://blog.livedoor.jp/ando_shinsaku/archives/3656286.html