ますますNPOやボランティア、地域での活動に参加する人が増えています。
特に学生さんや20代前半の方の「貢献意識」の高さに驚かされるこの頃。
“NPOに就職したい”なんて声も珍しくなくなってきました。
このような非営利活動がなぜますます盛んなのか?
実際に活動される方々の話を聞いてきて、考えたことをまとめました。
①自分が「役に立っている」と直に感じることができる。
非営利問題の出発点は「社会問題の解決」。
「人の役に立つものを」というスタンスは営利企業も一緒ですが、
よりミッションありきであり、1つの課題に集中します。
誰もその「問題」に直に触れる。
だから自分が「何をしているのか」「なんのためになっているのか」が分かりやすい。
行動するほどに問題解決、そして人の役に立っていると感じることができます。
これは大きなNPOに増して、現地へ赴くボランティアや地域活動で顕著です。
「被災地で支援活動をして得た感覚は他の何にも代え難い」と3月以降、多く友人から聞きました。
誰しも役に立てて感謝されるのは嬉しいもの。
これは共同生活を営む人間の本能だと私は考えます。
人のためが自分の満足になるのです。
②本当に「やりたいこと」ができる。
就職活動における「やりたいこと」ブームも下火になった感がありますが-
必ずしも仕事で本当に自分のやりたいことができるとは限りません。
本と子どもが好き。教育系の出版社に勤めた。営業は好きだと思えた。編集は向かなかった。
これはある元出版社勤務の男性のケースです。
ジャンルが好きでも具体的な仕事がしっくりこないこともある。
それでも仕事は仕事。
きちんとこなさねばなりません。
しかし非営利活動の場合は違います。
まず好きな組織を選べます。
ホイホイ替えるのはよくありませんが、無理に続ける必要はありません。
その活動の理念に賛成できて、喜んで参加できればいい。
会計が向かないならば、別の仕事を担当できる可能性も営利企業より高い。
本当に自分がやりたいことを選べる。
ワークライフバランスや生き方が問われる今、これは非営利活動が盛り上がる大きな要素です。
自己実現、第二の人生の出発点。
③フラットな組織が新たな居場所に。
第三の理由は以前「コミュニティとは居場所のこと」という記事でも少し触れた内容です。
部長、課長、係長…
非営利組織にはありません。
肩書きはあります。
理事長、広報リーダー、企画担当がいるかもしれません。
しかしそれは権限ではなく責任。
エラいかどうかとはちょっと違います。
年上年下ではなく、ましてや本業の役職など語る意味がない。
そこにあるのは問題解決・より良い活動のための役割です。
ミッションにもとる一人ひとりの使命と言っても過言ではないと思います。
そんなフラットな組織がやりがいある、心地よい居場所になる。
嫌々でないからみんなで頑張れる。
ある方が「部活動」とおっしゃっていて、なるほどと思いました。
新しいコミュニティ、そして仲間。
色々な活動を見て、いいなぁと感じます。
(もちろんマネジメントで大変なこともたくさんあります)
好きなことを同じ目標をもったメンバーと一緒にやるのが楽しい。
その中で少しでも役に立てるならば言うことなし。
自身の満足。
自分の過ごす環境をもっと心地よく、より楽しく。
基本はそれで良いのではないでしょうか。
ツイートhttp://blog.livedoor.jp/ando_shinsaku/archives/3652200.html
特に学生さんや20代前半の方の「貢献意識」の高さに驚かされるこの頃。
“NPOに就職したい”なんて声も珍しくなくなってきました。
このような非営利活動がなぜますます盛んなのか?
実際に活動される方々の話を聞いてきて、考えたことをまとめました。
①自分が「役に立っている」と直に感じることができる。
非営利問題の出発点は「社会問題の解決」。
「人の役に立つものを」というスタンスは営利企業も一緒ですが、
よりミッションありきであり、1つの課題に集中します。
誰もその「問題」に直に触れる。
だから自分が「何をしているのか」「なんのためになっているのか」が分かりやすい。
行動するほどに問題解決、そして人の役に立っていると感じることができます。
これは大きなNPOに増して、現地へ赴くボランティアや地域活動で顕著です。
「被災地で支援活動をして得た感覚は他の何にも代え難い」と3月以降、多く友人から聞きました。
誰しも役に立てて感謝されるのは嬉しいもの。
これは共同生活を営む人間の本能だと私は考えます。
人のためが自分の満足になるのです。
②本当に「やりたいこと」ができる。
就職活動における「やりたいこと」ブームも下火になった感がありますが-
必ずしも仕事で本当に自分のやりたいことができるとは限りません。
本と子どもが好き。教育系の出版社に勤めた。営業は好きだと思えた。編集は向かなかった。
これはある元出版社勤務の男性のケースです。
ジャンルが好きでも具体的な仕事がしっくりこないこともある。
それでも仕事は仕事。
きちんとこなさねばなりません。
しかし非営利活動の場合は違います。
まず好きな組織を選べます。
ホイホイ替えるのはよくありませんが、無理に続ける必要はありません。
その活動の理念に賛成できて、喜んで参加できればいい。
会計が向かないならば、別の仕事を担当できる可能性も営利企業より高い。
本当に自分がやりたいことを選べる。
ワークライフバランスや生き方が問われる今、これは非営利活動が盛り上がる大きな要素です。
自己実現、第二の人生の出発点。
③フラットな組織が新たな居場所に。
第三の理由は以前「コミュニティとは居場所のこと」という記事でも少し触れた内容です。
部長、課長、係長…
非営利組織にはありません。
肩書きはあります。
理事長、広報リーダー、企画担当がいるかもしれません。
しかしそれは権限ではなく責任。
エラいかどうかとはちょっと違います。
年上年下ではなく、ましてや本業の役職など語る意味がない。
そこにあるのは問題解決・より良い活動のための役割です。
ミッションにもとる一人ひとりの使命と言っても過言ではないと思います。
そんなフラットな組織がやりがいある、心地よい居場所になる。
嫌々でないからみんなで頑張れる。
ある方が「部活動」とおっしゃっていて、なるほどと思いました。
新しいコミュニティ、そして仲間。
色々な活動を見て、いいなぁと感じます。
(もちろんマネジメントで大変なこともたくさんあります)
好きなことを同じ目標をもったメンバーと一緒にやるのが楽しい。
その中で少しでも役に立てるならば言うことなし。
自身の満足。
自分の過ごす環境をもっと心地よく、より楽しく。
基本はそれで良いのではないでしょうか。
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