19歳の頃から3年間働いていたスターバックス。
昨日のプチ同窓会では懐かしい話が色々と出ました。
学生時代のアルバイトと言えばそれまで。
しかし思い返せば、 今の自分に大きな影響を与えていることに気づきます。
仕事の楽しさ、コミュニティの重要性、個人レベルのマーケティング。
どれもスターバックスが教えてくれたこと。
ビールとともに振り返ります。
* * *
梅雨明けしたかのような6月の真夏日。
上野精養軒のビアガーデンでプチ同窓会。
バイト同士で結婚した二人のお祝いをしよう!というのがキッカケです。
不忍池を見下ろしながら飲むビールのなんと旨いこと。
話もおかわりもグイグイ進みます。
今でも店長として働き続ける友人(中央)。
「駄菓子屋さんのような新店を作りたい」の一言に感銘を受けます。
“シアトルのグルメコーヒーが飲めるチェーン店”にとどまらない挑戦。
目標を持って仕事に取り組んでいる同期に勇気づけられます。
* * *
大学生の頃は勉強もそこそこにバイトばかり。
もう少し本でも読んでおけば…というのは今さらですね。
「なんとなくカッコイイ」で選んだのを覚えています。
オープニングスタッフだったのでメンバーの歳が近く、 サークルのような感じでした。
(懐かしい…)
非番の日でも遊びに行き、外でおしゃべりをしたり、黒板を書くのを手伝ったり。
「あれ?今日シフトに入ってたっけ?」は日常茶飯事。
寄れば誰かがいる場所。
狭いバックルームがよく人でいっぱいになっていました。
スターバックスの事業の目的は「職場と家庭の間のサードプレイス(第三の場所)を提供すること」。
お客様にとってのサードプレイスであると共に、私たちにとってのサードプレイスでもありました。
まさしく居場所としてのコミュニティです。
仕事の楽しさを学ぶ場でもありました。
それはお金を稼ぐ以上の価値。
マニュアルがないことが大きかったのではないでしょうか。
「自分の言葉」でお客様との自由なコミュニケーションを楽しむ。
その中で自分の役割を果たしていく。この達成感こそ仕事の楽しさです。
一番大きかったのは「お客様が求めるものは何か?」を考える土台作りができたこと。
そのとき欲しいドリンクやフードをご案内するだけではありません。
シーンに合わせたギフト選びのお手伝い、買いたくなる黒板の書き方、商品の配置。
客席に目を配り、足りていないものがないかチェックする。
バイトといえど、一人ひとりが試行錯誤していました。
これらは全て店舗におけるマーケティングの基本。
「顧客ニーズ」の考え方を知らずと学んでいたのですね。
やや強引ではありますが、ホスピタリティとも言えそうです。
良いアルバイトをしたなと、しみじみ振り返っています。
日本に進出して十数年。
思い出の企業がどのように変化していくのか、こっそりと注目しています。
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昨日のプチ同窓会では懐かしい話が色々と出ました。
学生時代のアルバイトと言えばそれまで。
しかし思い返せば、 今の自分に大きな影響を与えていることに気づきます。
仕事の楽しさ、コミュニティの重要性、個人レベルのマーケティング。
どれもスターバックスが教えてくれたこと。
ビールとともに振り返ります。
* * *
梅雨明けしたかのような6月の真夏日。
上野精養軒のビアガーデンでプチ同窓会。
バイト同士で結婚した二人のお祝いをしよう!というのがキッカケです。
不忍池を見下ろしながら飲むビールのなんと旨いこと。
話もおかわりもグイグイ進みます。
今でも店長として働き続ける友人(中央)。
「駄菓子屋さんのような新店を作りたい」の一言に感銘を受けます。
“シアトルのグルメコーヒーが飲めるチェーン店”にとどまらない挑戦。
目標を持って仕事に取り組んでいる同期に勇気づけられます。
* * *
大学生の頃は勉強もそこそこにバイトばかり。
もう少し本でも読んでおけば…というのは今さらですね。
「なんとなくカッコイイ」で選んだのを覚えています。
オープニングスタッフだったのでメンバーの歳が近く、 サークルのような感じでした。
(懐かしい…)
非番の日でも遊びに行き、外でおしゃべりをしたり、黒板を書くのを手伝ったり。
「あれ?今日シフトに入ってたっけ?」は日常茶飯事。
寄れば誰かがいる場所。
狭いバックルームがよく人でいっぱいになっていました。
スターバックスの事業の目的は「職場と家庭の間のサードプレイス(第三の場所)を提供すること」。
お客様にとってのサードプレイスであると共に、私たちにとってのサードプレイスでもありました。
まさしく居場所としてのコミュニティです。
仕事の楽しさを学ぶ場でもありました。
それはお金を稼ぐ以上の価値。
マニュアルがないことが大きかったのではないでしょうか。
「自分の言葉」でお客様との自由なコミュニケーションを楽しむ。
その中で自分の役割を果たしていく。この達成感こそ仕事の楽しさです。
一番大きかったのは「お客様が求めるものは何か?」を考える土台作りができたこと。
そのとき欲しいドリンクやフードをご案内するだけではありません。
シーンに合わせたギフト選びのお手伝い、買いたくなる黒板の書き方、商品の配置。
客席に目を配り、足りていないものがないかチェックする。
バイトといえど、一人ひとりが試行錯誤していました。
これらは全て店舗におけるマーケティングの基本。
「顧客ニーズ」の考え方を知らずと学んでいたのですね。
やや強引ではありますが、ホスピタリティとも言えそうです。
良いアルバイトをしたなと、しみじみ振り返っています。
日本に進出して十数年。
思い出の企業がどのように変化していくのか、こっそりと注目しています。
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