船橋ドラッカー読書会「ふなドラ」。
民間図書館NPO情報ステーションさんとのコラボイベントです。

6月の課題本は、あの『もしドラ』。
侮るなかれ真剣に語るとアツい!
今回も盛り沢山です。

●日時…6/18(土) 15:00~17:30
●参加者…女性1名、男性5名、合計6名。


* * *

読書前に船橋西武に寄り道。
多古市の農家応援マルシェへ。

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思いビニール袋を揺らしながら北口図書館へ。
既に皆さんお揃いでした。

今回は『もしドラ』読書会。
ドラッカーの代表作『マネジメント』のエッセンスが小説仕立てで理解できます。
堅苦しいこと抜き!
一人ひとりが仕事や属するチームのことを考えるキッカケにすることが目的です。

まずはワークシートに取り組んで頂きました。

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以下の7つの問いに対し、自分なりの答えを書いて頂きました。

1.お気に入りの登場人物と理由。
2.会社の事業を一言で表すと?(われわれの事業は何か)
3.取り組んでいるプロジェクトの顧客は誰ですか?(マーケティング)
4.チームの一人を思い浮かべ、その強みを教えてください。(強みを生かす)
5.あなたの業界に必要だと思われる変化は?(イノベーションの機会)
6.いま取り組んでいるプロジェクトの成果は何ですか?(成果は何か)
7.真摯さとは?(真摯さとは何か)

どれも当たり前のことばかり。
当たり前を問い直すことで、新しい発見が生まれると考えています。
ふなドラはキッカケ作り

順番に発表していきます。

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自分の仕事や活動の根本に関わること。
真剣そのものです。

2.われわれの事業は何か

・インターネットを使ってお客様のお客様を集めること。
・働くことによる役割の提供。
・不便や不安の解決。
・人と人が触れ合う場の創造。

「それはなぜ?」と深掘りしていくことで、より大きな目的に近づいていきます。
素晴らしい!

3.顧客は誰か

一番盛り上がりました。
自分たちは誰に、どんな価値を提供できるか。
相手は何を求めているのか。
どうすれば喜んでもらえるか。
あらゆる活動の原点。
身近な“あの人”も顧客なのですね。

4.強みを生かす

自分の強みを発表するのは照れくさい。
仲間の良いところを挙げて頂きました。
提案力、聴く姿勢、流されない態度…

相手の得意なことを理解して分担する。
それがチームで「1+1を2より大きくする」コツ。
マネジメントの神髄ではないでしょうか。

7.真摯さとは何か

・現実に向き合う勇気。
・素直さ。
・誠実さ。
・自分にできないことを認めること。

一人ひとりで解釈が違う言葉です。
私は真摯さとは「自分なりの正しさの基準を持つこと」だと考えます。
自分の目指す人間が見える問い。

* * *

今回はこんな感じで進みました。
山本さんの経営者の目線、木村さんのNPOのマネジメントとしての立場。
多くの視点を知る機会になりました。

山本さんの仕事の転機となった『60分間・企業ダントツ化プロジェクト』。

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ちょうど図書館にあったので即お借りしました。 
これもまた出会いです。 

* * * 

秘密のスタッフ会議へ-

この日は読書会のあと、スタッフさんの企画会議(という名の飲み会)に参加しました。
本好きとして、一緒にワクワクできることをしていきたい!

私が生まれる前からあったであろう伸幸・総本舗にて。

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「焼きそば玉子焼き」。どストレートなネーミングが好きです。

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社員になった高村先輩(右)たちと「NPOの顧客は誰か」を考えました。
ボランティアの仕事を通じて、学生さん・主婦・ 高齢者が働く場を創る。
さらには社会復帰を目指す方のステップにする。
素晴らしいですね。
「図書館を安心して人が集まる場に」というのも重要なミッション。

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岡理事長からはもの凄く面白そうな新企画の話が出ました(未公開)。
まだ誰もやっていないこと。
きっと地域が盛り上がります!
ご期待ください。
自分にも微力ながらお手伝いできそうなことがありそうです。

丸半日、図書館尽くしでした。
人と話すこと、アウトプットが大切ですね。

次回7月のふなドラは「はじめて読むドラッカー『プロフェッショナルの条件』」で行います。
7/30(土)の予定です。
市外・県外からのご参加も喜んでお待ちしております。

ご参加くださった皆さま、情報ステーションのスタッフさん、いつもありがとうございます!