海老川と親しみ、楽しむ中で地域の環境について考えよう!
これが海老川親水祭りの目的です。

小難しく言わずともお祭りはお祭り。
私も古本の販売のお手伝いをしながら、めいっぱい楽しんできました。 
梅雨の合間の貴重な晴れの日のレポートです。

* * * 

朝9時着。
6/4(土)の前夜祭の熱気が冷めやらない様子。
夜通し宴会組にさっそく遭遇しました。

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わくわくしながらを歩みを進めます。
心なしか早足に。
太鼓の音が大きくなってきた頃、川の両岸に沢山のお店が見えてきました。 

地元の団体さんが出すお店。

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お祭りの露店は「高いな」と感じてしまうものですが、こちらは利益を追求していないので安い!
仲間と楽しんでやっている雰囲気が伝わってきます。

大人気のお野菜コーナーであれこれ物色。

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午前の早い時間帯であっという間に売り切れに。
不揃いだけれどもみずみずしいものが所狭しと並んでいました。

お魚コーナーでは可愛らしいお姉さんが干物の実演販売中!

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パタパタパタパタ・・・小気味良い団扇の音。
香ばしいニオイが風に乗ってぷーんと漂います。
思わず1つお買い上げ。

こちらではお餅をペッタンペッタン。

お餅つき

チビッコがわらわらと群がっていました。 
パック包装された既製品しか見たことがない子どもが増えているのでしょうね。

カラミ、あんこ、きなこ、胡麻…全部いただきました(既におなかいっぱい…)
アツアツで柔らかく、手作りの温もりを感じます。

本部前には舞台が設けられています。

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ドンドドンドンドドン
男らしい和太鼓の音が祭り気分を盛り上げます。
舞台裏にはこんな方々を発見。

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船橋名物ばか面踊り。
おかしな面と動きにクスリとしてしまうこと請け合いです。
地元っ子は小学校で習います(今でもそうでしょうか?)。 
こんな時だからこそ明るく!

* * * 

存分に散歩を楽しみ、ようやく本日のミッション開始です。
NPOさんが出展される古本市のお手伝い。

今は絶版になっており、一般書店では変えないものばかり。
こんな掘り出し物が混じっているのでたまりません。

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左の『第三の波』は私もアマゾンで購入した本です。
それも定価以上で…。 

夢中でガサゴソしているのをスタッフさんにたしなめられつつ本を並べます。

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特にご高齢の方が多く足を止めてくださいました。 
「懐かしいねぇ…」としばし見入られる方もちらほら。
知らなかったことを沢山教えて頂きました。
いつだって本の話をするのは楽しいです。 

他にも絵本をインテリアとして買われたお母さん、
お孫さんへの贈り物として古~い漫画版『三国志』を選ばれたご婦人など様々。
スタッフさん以上に張り切ってしまいました。

販売以上に大切なのはNPOの活動を伝えること。 
高校生ボランティアさんが「民間図書館を広げています!」と
一生懸命お話されていた姿が印象的です。
素晴らしいですね。

* * * 

私用のため、お昼過ぎに失礼させて頂きました。
道行く人々を見ていて感じるのは「みんなが楽しいものを求めている」こと。 

元来お祭りとは「強引に無駄な消費を生み出す手段」として生み出されたと聞いたことがあります。
ココロも経済活動も自分から強くならねばなりませんね。
そのチカラがお祭りにはあります。

花火大会中止は残念ですが、7月の市民まつりは開催が決定しています。
子どものように指折り数えて待っています。