若くして出世するには理由がある。

千葉県代表代理店会。
昨晩は年度始めの総会でした。

会議は専門的な連絡事項が殆どなので割愛します。
合併、CSR、代理店ネットワークにおける目標の共有など。

人間的なことを学べるのは懇親会です。
いつもはお店を予約するのですが、今回はオフィスビルのホールでの立食パーティー形式。

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保険会社側の役員にも人事がありました。
新しい関東支店長は常務取締役。
まだ50歳前後の方です。

9千人を抱える企業の常務さんともなれば「エラい」人。
代理店としては、どうしても当たり障りなく接しがち。

こんなに若くて出世するには意味があるはず。
保険会社のトップマネジメントの考えを理解するチャンスでは?

と思い、お話ししてみました。
礼儀。
真摯にお話を聴くこと。
この2つを守れば大丈夫…のはずです。
口は禍福のもと。


素直に伝えました。

“この1年半で保険に対する考え方が変わりました(安藤)。”

常務さん、驚くほど丁寧にご回答下さいます。

“そうだね。
やっぱり「保険のおばちゃん」のイメージがまだ強い。
それでも私たちにしかできないことがあるんだ。
お客様を「守る」もの。
保険会社にはお客様に安心して頂く責任がある。
だから自信をもって仕事をしよう(常務)。”

全く同じ気持ちです。
常務さんからこのような言葉が聞けて良かった。
誇りを持って責任を果たしていく。それが仕事。それが人生。

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まだ保険に対する抵抗感は強いです。日々感じます。
「売られるんじゃないか」という感覚、多少あれどお持ちだと思います。
その理由の一つに「買った時には直接のありがたみが感じられないこと」があります。

牛丼を食べればお腹いっぱいになる。
マッサージを受ければ肩が軽くなる。
ディズニーランドにいけばしばし現実を忘れる。

一方、保険は唯一使ってはじめて「助かった」となる商品です。
特殊。難しい。同年代で代理店をする人が殆どいないのも事実。

でもそれを言い訳にしてはなりません。
安心して頂くことがミッションです。効用が後か先かは別問題。

お客様ご自身が人生の不確かさを明らかにできる。
何が不安かが分かり、自らの選択で対処できる。

データや商品だけではダメ。
保険は安心を生み出す手段(もちろん生業です)。
人間と幅広い知識を持って不安の解消のお手伝いができるようにならねば。
だからこそ生涯学び続ける必要があります。

自分の商品にどこか「抵抗感」があっては仕事はできません。
その気持は必ずお客様に伝わると思います。