千葉県東金市の「あいよ農場(以下あいよ)」さんによる、1泊2日の田植えツアーに参加して来ました。
その名も「たわわに実れ!田んぼで田輪和」。
(百姓を「百笑」と言ったりと、あいよさんの人間味あるコピーが好きです)
自身が食と農業に興味がある、皆で汗して楽しく飲むのが好きな以上に、
志野さんの「人を呼ぶ魅力」-つまり志野佑介という人間に惹かれて参加しています。
彼の周りにはいつも人が集まっています。
野菜だけではなく、人のつながりや元気も育てる人。
そんな畑のおいしいリーダーです。
------------------------------------------------------
今回は前編・後編に分けて書きます。
・前編 → 写真で見る田植え体験レポ
・後編 → 夜の宴での情熱と笑い溢れるストーリー&翌朝の風景
※志野さんとのトーク&企画は後編に
------------------------------------------------------
どちらも一緒に参加した方々のワクワク感が伝わるように、全力で筆をとります!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
日差しが夏を予感させる朝10時。
家の前で木村千郷さんファミリーと待ち合わせ。
奥様、二人のお子様と一緒にご参加下さいました。
早速出発!
田植えは午後から。
友人ご夫婦とも合流し、まずは東金市街で腹ごしらえをせねば。
海鮮中華の店「アジアン」にて。
中華なのに妙に南国チックで、地中海の雰囲気すら漂います。
この不思議な陽気さが房総らしさかもしれません。
はじめて食べた「おこげ」 に舌を焼かれながらも、エネルギー満タン。
車は市街地から徐々に山の中へ…
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
市の中心部から約15分。
ここがあいよ農場のホームベースです。
農家さんや研修生さんが寝起きする「家」です。
すでに多くの方が集まっていました。
その数50人以上と去年の倍!
ご家族連れも多く見られます。
ブログ以外では全く宣伝していないのに…(ブログもアップしたのは僅か一週間前)
人が人を呼んでいます。
私たちもいそいそと準備。
木村家も気合十分です!
おとなの方が張り切っているようにも映ります。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
長い下り坂の先に本日の仕事場があります。
植える前の田んぼの様子はこんな感じです。
まずは志野さんによる今回の趣旨説明から。
1歳に満たないトヨカズくんを背負っています(見づらいですが)。
これで畦道をダッシュ!パパは強しです。
志野さんの考える「田輪和」の目的は何か?
一.田植えを通じて農家含む様々な方とコミュニケーションをとること。
一.被災した福島県浪江町の古農さん御一家に、作ったお米をお届けすること。
「農業ってこういうものなんです。体験してみてください!」を超える価値。
農作業を通じて、人とのつながりの大切や被災地への貢献意識を感じとってもらう
これを目的に据える志野さん。
やっぱりすごいです。
子どもも大人も「人間的な成果」を収穫できるように。
作物だけではなく人を育てようとする想いが伝わってきます。
やや脱線しましたが、次に志野さんの先輩・恩人である「むろサン」から田植えの方法のご紹介。
ふだんは口数少なめですが、言葉の端々に情熱がしみ出ています。
一緒に飲むと本当に面白い方。
ひと通り聞いたら実践あるのみ!
女性は長靴や靴下ではいる方が多いようです。
が、子ども男は素足で入ります。
柔らかくて粘りのある土の感触に少々驚きますが、ひんやりしていて心地良い。
目的は「コミュニケーション」だと言うのに、性格ゆえ無心で苗の列を作っていく自分…
早く終わらせて、人と話す(ちょっかいを出す)時間を確保しようという目論見もありました。
「ながら」作業は苦手なので、集中してコミュニケートしようと(後知恵です)。
さて同志の様子は-
ひこひこさん。
何度も参加されていて、モモまである田靴もバッチリ決まっています。
(今回のイベントを教えて下さったのもひこひこさん)
奥様も順調です。
農家さんに負けないくらい農スタイルが似合っていた千郷さん。
千郷さんの奥様と長女のももちゃん。
奥様は長靴に足をとられて大変そうでしたが、終始笑顔でした。
参加者の中にはフレッシュな農大生や外国の方の姿も。
Good Job !
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
半分終えたところでコンバインが登場。
「乗りたいコ集まって~」の声に、たちまちこどもの行列ができます。
都会ではまず見ない田植え機に乗れて嬉しそう!
手作業の後に機械を体験してもらうことに意味があります。
子どもが感じたのは「不思議な乗りもの」 だけではなく「手作業の大変さ・機械による効率化」
ではないでしょうか。
教科書では学べません。
「1,000倍早く田植えができます」というデータだけでは理解出来ない価値。
本当にプログラムが考えこまれています。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
文明の利器の力も借りながら無事終了!
やはり達成感があります。
不思議と水面がキラキラと輝いているような…
ここで一服。
銀シャリおにぎりとビールをありがたく頂きました。
イチバン旨そうに飲んでいたのはこの方です。
うめえ。
このユルさがまたあいよさんらしくて素敵です。
泡がはじけりゃ会話も弾む。
一緒におかわりまで頂いてしまいました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ひとやすみしたら、下ってきた長い坂を今度は登って帰ります。
やや腰に疲労を感じながらも、宴へ向け足取りは軽く。
あいよベース(だだいま命名)の縁側には、心地良い疲れを癒す方々の姿。
家の中から聞こえてくるトントントントン…という小気味良い包丁の音に期待が高まります。
お野菜いっぱいの美味しい宴。
このお話は後編にて!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
繰り返しになりますが、この田植えで最も大切なのは
このプログラムがお米だけではなく、人を育てるものであること。
だと私は捉えています。
あいよ農場の皆さんはまさに「地域を創る人たち」だなぁ……しみじみ感じますね。
⇒後編へ続く…
★この記事をお読み下さり、農業や食に興味を持たれた方へ-
9月には「収穫祭」もあります。
一緒に行きましょう!
その名も「たわわに実れ!田んぼで田輪和」。
(百姓を「百笑」と言ったりと、あいよさんの人間味あるコピーが好きです)
自身が食と農業に興味がある、皆で汗して楽しく飲むのが好きな以上に、
志野さんの「人を呼ぶ魅力」-つまり志野佑介という人間に惹かれて参加しています。
彼の周りにはいつも人が集まっています。
野菜だけではなく、人のつながりや元気も育てる人。
そんな畑のおいしいリーダーです。
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今回は前編・後編に分けて書きます。
・前編 → 写真で見る田植え体験レポ
・後編 → 夜の宴での情熱と笑い溢れるストーリー&翌朝の風景
※志野さんとのトーク&企画は後編に
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どちらも一緒に参加した方々のワクワク感が伝わるように、全力で筆をとります!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
日差しが夏を予感させる朝10時。
家の前で木村千郷さんファミリーと待ち合わせ。
奥様、二人のお子様と一緒にご参加下さいました。
早速出発!
田植えは午後から。
友人ご夫婦とも合流し、まずは東金市街で腹ごしらえをせねば。
海鮮中華の店「アジアン」にて。
中華なのに妙に南国チックで、地中海の雰囲気すら漂います。
この不思議な陽気さが房総らしさかもしれません。
はじめて食べた「おこげ」 に舌を焼かれながらも、エネルギー満タン。
車は市街地から徐々に山の中へ…
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
市の中心部から約15分。
ここがあいよ農場のホームベースです。
農家さんや研修生さんが寝起きする「家」です。
すでに多くの方が集まっていました。
その数50人以上と去年の倍!
ご家族連れも多く見られます。
ブログ以外では全く宣伝していないのに…(ブログもアップしたのは僅か一週間前)
人が人を呼んでいます。
私たちもいそいそと準備。
木村家も気合十分です!
おとなの方が張り切っているようにも映ります。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
長い下り坂の先に本日の仕事場があります。
植える前の田んぼの様子はこんな感じです。
まずは志野さんによる今回の趣旨説明から。
1歳に満たないトヨカズくんを背負っています(見づらいですが)。
これで畦道をダッシュ!パパは強しです。
志野さんの考える「田輪和」の目的は何か?
一.田植えを通じて農家含む様々な方とコミュニケーションをとること。
一.被災した福島県浪江町の古農さん御一家に、作ったお米をお届けすること。
「農業ってこういうものなんです。体験してみてください!」を超える価値。
農作業を通じて、人とのつながりの大切や被災地への貢献意識を感じとってもらう
これを目的に据える志野さん。
やっぱりすごいです。
子どもも大人も「人間的な成果」を収穫できるように。
作物だけではなく人を育てようとする想いが伝わってきます。
やや脱線しましたが、次に志野さんの先輩・恩人である「むろサン」から田植えの方法のご紹介。
ふだんは口数少なめですが、言葉の端々に情熱がしみ出ています。
一緒に飲むと本当に面白い方。
ひと通り聞いたら実践あるのみ!
女性は長靴や靴下ではいる方が多いようです。
が、子ども男は素足で入ります。
柔らかくて粘りのある土の感触に少々驚きますが、ひんやりしていて心地良い。
目的は「コミュニケーション」だと言うのに、性格ゆえ無心で苗の列を作っていく自分…
早く終わらせて、人と話す(ちょっかいを出す)時間を確保しようという目論見もありました。
「ながら」作業は苦手なので、集中してコミュニケートしようと(後知恵です)。
さて同志の様子は-
ひこひこさん。
何度も参加されていて、モモまである田靴もバッチリ決まっています。
(今回のイベントを教えて下さったのもひこひこさん)
奥様も順調です。
農家さんに負けないくらい農スタイルが似合っていた千郷さん。
千郷さんの奥様と長女のももちゃん。
奥様は長靴に足をとられて大変そうでしたが、終始笑顔でした。
参加者の中にはフレッシュな農大生や外国の方の姿も。
Good Job !
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
半分終えたところでコンバインが登場。
「乗りたいコ集まって~」の声に、たちまちこどもの行列ができます。
都会ではまず見ない田植え機に乗れて嬉しそう!
手作業の後に機械を体験してもらうことに意味があります。
子どもが感じたのは「不思議な乗りもの」 だけではなく「手作業の大変さ・機械による効率化」
ではないでしょうか。
教科書では学べません。
「1,000倍早く田植えができます」というデータだけでは理解出来ない価値。
本当にプログラムが考えこまれています。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
文明の利器の力も借りながら無事終了!
やはり達成感があります。
不思議と水面がキラキラと輝いているような…
ここで一服。
銀シャリおにぎりとビールをありがたく頂きました。
イチバン旨そうに飲んでいたのはこの方です。
うめえ。
このユルさがまたあいよさんらしくて素敵です。
泡がはじけりゃ会話も弾む。
一緒におかわりまで頂いてしまいました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ひとやすみしたら、下ってきた長い坂を今度は登って帰ります。
やや腰に疲労を感じながらも、宴へ向け足取りは軽く。
あいよベース(だだいま命名)の縁側には、心地良い疲れを癒す方々の姿。
家の中から聞こえてくるトントントントン…という小気味良い包丁の音に期待が高まります。
お野菜いっぱいの美味しい宴。
このお話は後編にて!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
繰り返しになりますが、この田植えで最も大切なのは
このプログラムがお米だけではなく、人を育てるものであること。
だと私は捉えています。
あいよ農場の皆さんはまさに「地域を創る人たち」だなぁ……しみじみ感じますね。
⇒後編へ続く…
★この記事をお読み下さり、農業や食に興味を持たれた方へ-
9月には「収穫祭」もあります。
一緒に行きましょう!
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