ことあるごとに紹介させて頂いている民間図書館NPO「情報ステーション 」さん。
いつも読書会「ふなドラ 」で場所をお借りしたり、
主催されているワクワクするイベントに参加させて頂いています。
いつもありがとうございます。

一本好きとして。同じ船橋で活動する者として。
今回は改めてその理念・取組・ビジョンをご紹介いたします。

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1.理念

以下、NPOのWebサイトからの引用です。

高齢化社会に突入する日本国内において、
今後NPOやボランティアの重要性は日増しに高くなる。

できるだけ早く、日本のNPOが社会的にも、経済的にも、
国際的にも意義のある活動ができる団体が数多く活動する文化を創造いたします。

まずは自らがパイオニアとなり、この国の意識と制度を創造していきたいと思っております。

地域の人の交流地点となっている公民館やファミレスは団体での利用が多く、
個人が気軽に参加できない
我々が目指すのは、これらに代わる場所の創出である。

ざっくり言えば
地域にもっと気軽に立ち寄れる場を作ろう!
交流の場にしよう!
そんな感じです。

貸し出し機能に増して、「場」としての役割を重視しているのですね。
図書館は大人も子どもも安心して行ける場所。
理念にピッタリだと思います。

2.民間図書館とは?

船橋の市営図書館 はたった4か所。
人口15万人で1図書館です。
足りていない!?

駅から離れている施設も少なくありません。
営業時間も9:30~17:00(19:00)と「働いている人は平日ご利用頂けません
言っているようなもの。
正直、図書館途上国(市)です。

だからこそ民間図書館の存在がありがたいですね。

公営図書館との一番の違いは、ボランティアさんの力で成り立っていること。
情報ステーションのスタッフさんのポイントは、学生さん~ご年配の方まで
年齢層が幅広いこと。
これこそ本が多くの人に愛されるとともに、働きやすい場であることの証明です。
スタッフさんにも色々と聞けて良いです。

(若手スタッフの皆さん。ママさんもいらっしゃいます。)


 
本は寄付で集めます。
新刊の確保が課題になってくると感じます。
やはり、地元の方が読み終わった本をスグに持ってきて下さるかどうか?
これに尽きると思います。
オークションや古本屋で安く買い叩かれるなら、民間図書館で使って頂く方が
つながりができて素敵ではないでしょうか。
(勿論、古本ビジネスも世の中には必要ですが)

先日6つ目の民間図書館がオープンしたとのこと。
さらに次の計画も進行中だそうです!

3.活動

①本の貸し出し

借りた図書館と「別の図書館」でも本が返せます。
(レンタカーの乗り捨てのようなシステム)
サポート会員(500円/月)になると宅配までして下さいます!
子ども向けからしぶ~い文庫本まで。

②地域活動への参加

千葉県あげてのゴミ拾い「まるごみ 」や、
船橋を活性化させる若者たちの「ふなきたフェスタ 」へのご参加。
本に限らず、地域の皆で活動しよう!という
行動の「キッカケ」としての役割を担っていると感じます。

③学びの場の提供

地元の方が一緒に学べる場として、これほど静かで安心な場はありません。
例えばそろばん教室。
そして「ふなドラ 」。

 

本に囲まれた空間はやはり落ち着きますね。
さらに講座や教室、イベントが増えそうです。

④たまにはお酒も…(次回開催は未定)

蛍光灯を消し、間接照明に。
読書テーブルが晩餐の食卓へ早変わり。
手作り料理とお酒が出たら、図書館Barのはじまりです。

 

本だけが図書館ではない。
冒頭の理念にもありました通り、地域の人の集まる「場」を創ること
こんな楽しみ方もありだと思います。

心がホッとする時間です。

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こんな素晴らしいNPO活動。
私はあくまで部外者なので、ささやかながら応援することしかできません。

理念に心から共感しているので、一緒に活動できる範囲を
広げていきたいと思います。

これらの活動やボランティア応募にご興味をお持ち下さった方は、
私または情報ステーションさんまでドシドシご連絡くださいませ。

やっぱり本はいいなぁ…改めて感じます。

地域を創る活動はいつだって素敵です。