改めて「メディア」とは何だろう?
たびたび考えます。

アジア・中東・アフリカでの体制革新、規制反対運動においては、
Facebookなど新しいメディアが大きく影響していることは今更言うまでもありません。

統一地方選も来月。私の周りも賑やかになって来ました。
宣伝カー、ノボリ、ポスター、ハガキ全部メディア。
ネガティブにポジティブに活用されています。

最近の私見です。

1.一人ひとりがメディアになる。

ソーシャルメディアが、全ての人を「記者」にしました。
それも「今」を伝える記者です。
もともとWebサイトなどのツールはあったけれど、スピードが全然違います。
一人ひとりの声が即時に皆に届く、個人メディア時代ですね。
取材から記事、発行まで。常に号外です。

2.世論の意味が変わる

最近の一番大きい変化は

世論の在り方が変わった

ことだと思います。
特に実名でのメディア活用が前提の場合、
「みんなが言ってる」の「みんな」が誰なのか明らかになります。

今までの世論は各新聞やテレビによって都合良くつくられたもの。
誰が言うかでバラバラです。

今は違います。
世論は作られるのではなく出来上がるもの
小さな声が集まって、大きなうねりを起こす。

正しいことを正しいと言える時代。
「今」求められていることが「世論」として形成されます。

この場合、注意すべきは「声を上げる人」による世論であること。
不利益を被るのは、いつの時代も「物言わぬ人」です。
本当に必要なサービスがいつだって届いていない。

皆が少しだけお節介になれば、だいぶ変わるのですが…

3.メディア批判はどうか

●●新聞や▲▲テレビと名指しで批判するのは正しいことか、疑問です。
どのメディアを選ぶかは自分次第。
気に入らない時は選ばなければ(見なければ)良い。

クレームや要望があるなら、直接連絡するのが一番効果があります。
その方が相手のためにもなります。

先の世論の話と関係しますが、
すでに皆、新聞社やテレビ局は、時に行き過ぎる「一組織」にだと気づいています。
もう国民は「悪者探し」や「注目競争」には付き合いません。

勿論、真摯な姿勢・ユニークな視点でワクワクさせてくれる企業も多い!

4.これからどうなる?

どんどん新技術が出てきて、メディアがどうなっていくのか全く想像できません。
私はITオンチです。

強いて言えば、より個人向けにカスタマイズされる&皆で楽しむようになること。
使うのが人なのは変わりません。
人とのコミュニケーションや時間もっと便利で楽しいものに。
予測がつかないからこそ、面白いのでしょうね。
ついていけるでしょうか…