大学時代からの親友。
10年以上の付き合いとなりました。

ふと話がしたくなり、昨日の朝に連絡。
その晩には男二人で有楽町のガード下へ。
なんとなく、憧れる場所です。

東京駅から線路沿いへ向かい、お目当ての界隈へ。






















定食屋、立ち食い寿司、ドイツ料理、カフェなど、歩いていて飽きません。
雑然とした感じが良いですね。

15分ほど歩き、ちょうどよく喉も乾いた所で「ここにしよう!」と半ば強引に暖簾をくぐります。
玉菊」さん。
昔ながらの大衆酒場の趣です。
駅の下という立地条件のため、横幅が狭く奥へ深い造り。




















オジサンばかりと思いきや、そうではありません。
女性の二人連れや、若者グループもちらほら。
最近のガード下は清潔感・創意工夫でイメージが変わってきており、
もはやサラリーマンの止まり木に留まらず、幅広い層の憩いの場になっていようです。
お洒落なワインバーもあるとか。
人は狭い場所に安らぎを求めるのかもしれません。

安さも魅力です。
・プレミアムモルツが420円。(「」をもの凄く強調する店のオバチャンがキュートです)
シングルのトリスハイボールは何と240円!!
10杯飲んでも2,400円です。
グラスも可愛らしいですね。





















大好物の「まぐろカマ」(下写真)はじめ、酒好きにはたまらない居酒屋メニューが勢ぞろい。
じゃがいも好きの親友が大好きな「ポテトフライ」、大根サラダなど、
フツーのご飯が一番美味しい。
食事の価値は、何を食べたかより誰と過ごしたかです。
一人で食べるフルコースより、二人で食べる枝豆が旨い。




















今日は私が聴き役だ!
と思っても、真の「聴き上手」の友人を前にするとついつい話し過ぎてしまいます。

半年分の積もる話は、帰りの改札まで続きっぱなし。
懐かしい話、仕事の話、恋の話…
時折かすかに揺れるテーブルで、とめどない感じ。
気付くとグラスが空いています。

なんでも話せる相手がいる幸せをひしひしと感じる夜でした。
肩肘張らず、少しわがままも言える。
オヤジになっても、おじいちゃんになっても、ジョッキ片手に一緒に笑える仲でありたいです。

いつもありがとう。